地域貢献活動
鶴岡再発見! -先端と伝統文化の魅力発信-
オンライン研修ー松ヶ岡開墾場
こんにちは!鶴岡再発見プロジェクトです。
10月21日に松ヶ丘開墾場の清野忠様にオンライン研修をしていただきました。
戊辰戦争、廃藩置県を経て1871年に旧庄内藩士によって開墾された松ヶ丘開墾場は、鶴岡の地で長らく生糸産業を支えてきました。
今年で150周年を迎えた現在、開拓使により形成された集落で存続しているのは全国で松ヶ丘開墾場のみと言われているそうです。
また、現在も毎年6月と9月に蚕を飼っており、本格的な5つの行程全てが残っている日本で唯一の産地なんだとか。
そんな伝統を後世にも伝えるべく、小学校に蚕を送ったり、できた繭で授業を行ったりしているそうです。
清野様のお話からは、松ヶ丘開墾場の方々がただ現状を維持しているのではなく、強い理念と素晴らしい歴史に誇りを持って養蚕業に取り組んでいる様子を感じることができました。
私も、この伝統が鶴岡の人の間で何年も何百年も続いてくれたらいいなと強く思います。
また、鶴岡の人だけはなく更に広い範囲で知ってもらえるように、私たちがどのようにアプローチしていけばいいか、引き続き模索していきます。
貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました!