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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】『東京で識る東北』プロジェクト

【学生レポート】現地訪問(11)仙台駅周辺、牛タン、ずんだシェイク、夜行バスで東京へ

こんにちは。ビジネスデザイン学科1年の岩本瀬菜(いわもと・せな)です。

「東京で識る東北」プロジェクトの現地調査に参加した11人によるレポートもこれが最終回。私が大トリを務めさせてもらいます。

 

9月4日早朝、東京発の夜行バスで仙台駅前に到着してから始まった2泊3日の仙台、秋保(あきう)、石巻、女川の現地調査は、最終日、再び出発点の仙台に戻って来ました。

河北新報社で東日本大震災の当時の様子や復興の取り組みについてお話を伺ったあと、私たちは夜行バスが出発するまでの時間を、仙台駅周辺の散策で過ごしました。

 

初めに仙台駅西口から徒歩3分程のところにあるハピナ名掛丁(なけちょう)という商店街に行きました。多くの飲食店のほか、老舗のお店や、お土産屋さんなどが並んでいます。私たちはさらにその先にあるクリスロード商店街にある「久世福商店」まで行き、みたらしドーナツを食べました。甘さがたっぷりかつお豆腐を使ったドーナツのためヘルシーでとてもおいしかったです。


(写真上は仙台駅。下はハピナ名掛丁商店街の入口)

 

その後、仙台駅東口にある「牛たん若」で、本場の牛タンを味わいました。私は東京でも一度しか牛タンを食べたことがなく、牛タンの味をあまり知らなかったのですが、やはり本場は違うなと実感しました。特に脂の旨味がお肉に凝縮され、お肉が分厚く、柔らかいところが印象に残りました。また、定食のスープに入っていた牛タンはしっかりと煮詰められていて違った柔らかさを感じることができました。

お店の雰囲気はとても落ち着いており、カウンター席の目の前で調理をしているという感じです。私が注文した牛タン定食は牛タン4枚で1560円ととてもリーズナブルな値段で、食事を楽しむことができました。

 

ところで、なぜ仙台が「牛タンの町」なのか、インターネットなどで調べてみました。歴史はそれほど古くなく、日本が戦争に負けて市民が復興に取り組んだ昭和20年代(1940年代半ば)に、最初のお店が出来たとのこと。その後、「庶民の味」として人気を集め、今では仙台に約100店の牛タン専門店があるそうです。

皆さんも一度仙台に行った際にはぜひ訪れてみてください!

 

 

(写真左は「牛たん若」の看板。右は私が食べた牛タン定食)

 

最後にお土産を買いに行き、仙台名物の「萩の月」を購入したり、枝豆またはそら豆をすりつぶして作る緑色のペースト「ずんだ」が材料の「ずんだシェイク」を飲んだりと、皆思い思いの時間を過ごしました。
こうして日間思い出に残る充実した日々を過ごすことができました。

 

9日(土)、10日はいよいよ昭和女子大学の秋桜祭です。両日とも10時から16時まで、8号館西側2階の2S42教室で「東京で宮城を知ろう!」を展示していますので、ぜひ遊びに来てください!

 

これからも私たちは女子大学生目線で感じたことを発信していきます。

(ビジネスデザイン学科1年・岩本瀬菜)