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プロジェクト活動

地域貢献活動

多気町応援プロジェクト

多気町応援プロジェクト3日目

3日目

 

1箇所目は、中部プラントサービスバイオ発電所の見学。

火力、原子力発電の設備をはじめ各種プラントの建設・メンテナンスを行なっている設備。発電所では発電効率の向上、所内電力の削減など日々自らで設備改善を行なっている。

【多気バイオパワーの社会貢献への取り組み】

1.木材チップ買い取りおよび林業活性基金の提出による林業活性化

2.多気町気質バイオマス地域集材制度支援および多気町災害時における協力による社会貢献

3.バイオ燃料用微細藻類生産実証プロジェクトへ二酸化炭素、排熱、温水供給によるエネルギーの効率化

4.燃焼灰の有効活用、次世代バイオマス燃料開拓

5.エネルギーラボ(教育支援)

主な取り組みはこの5つであり、DVDによる説明を受け、発電所の見学をした。

木材を集めているところや木材を燃やしているところなどを見せていただいた。

実証は既に終わっており、これからはカワハギの養殖にチャレンジするということである。

2箇所目は、力の神、天手力男命、佐那神社に訪れた。大きな森が境内で、左隣には佐那小学校が隣接する。旧名は佐奈村という。北向きの入り口に新しい鳥居が立っており、鳥居の左脇に社号標がある。

熊野古道にも入り口がある。

山道を進むと江戸時代に植えられたという夫婦杉がある。さらに進むと、右手を入る道に手水舎があり奥に神殿がある。

創祀年代は不詳であり、主祭神に天手力男命を祀り、『古事記』の天孫降臨の部分に、邇邇芸命に随伴した神として「次に手力男神は佐那那県に坐す」と記されている。

延喜式には「佐那神社二座」とあり、天手力男命の他の一座には諸説あるが、曙立王(あけたつのみこ)とされている。曙立王は、開化天皇の曾孫、日子坐王の孫、大俣王の子で、垂仁天皇の時、皇子誉津別命に従って出雲に至った神。『古事記』には伊勢の品遅部君・伊勢の佐那造の祖と記されてる。

神宮、特に外宮との縁の深い神社で、江戸時代に神宮の式年遷宮の際の古材の払い下げを受けて式年遷宮が再興されていたという話もある。

通称は「中宮さん」。境内案内には伊勢国多氣郡の二番目に記されているためとあり、『式内社調査報告』には、神宮造宮使による二十年毎の式年遷宮に預る多氣郡三社、須麻漏賣神社を一之大宮、中の宮、櫛田社を大社と称していたことによるとある。また「大森社」とも呼ばれていたようである。

明治47月村社に、明治391225日神饌幣帛料供進社に指定され、明治4118日、旧佐奈村地区の37社を合祀し、佐奈神社であったものを改名し佐那神社。

明治441月、古例により神宮から古材を受けて式年遷宮を行い、昭和18108日、県社に昇格した。

多くの神社が合祀されており、天手力男命、曙立王の二柱の他にも多くの神々が祀られている。境内にあった式年遷宮の案内板には「天手力男命をはじめ二十六柱の神々」とあり、由緒石碑には「天手力男神を主神とし天宇受売神など二十三柱祭神不詳二座」とあり、『三重県神社誌』には主神以外に二十三柱の神々の名と不詳三座とある。

『式内社調査報告』によると、当社に合祀されている神社は以下の通り。西山鎮座の村社八柱神社二社と境内社の八雲神社、五佐奈鎮座の村社八雲神社と境内社若宮神社、村社八柱神社、無格社八幡神社、無格社金垣内神社、無格社澤本神社、四神田鎮座の村社八柱神社と境内社若宮神社、無格社の小社神社と境内社八雲神社、油夫鎮座の村社八柱神社と境内社四社、仁田鎮座佐奈神社(当社)の境内社六社、五桂鎮座の無格社箱部神社、前村鎮座の村社八柱神社、無格社稲荷神社、神坂鎮座の村社八柱神社と境内社二社、無格社浅間神社、長谷鎮座の村社熊野三社神社、平谷鎮座の村社須麻漏賣神社と境内社三社、村社八幡神社、村社久保八雲神社。

この中で、平谷鎮座の村社須麻漏賣神社は式内社・須麻漏賣神社の論社。旧社地に石標が立ち、祠が祀られている。

また、油夫鎮座の村社八柱神社は式内社・火地神社の論社。旧社地は畑になり、油夫村に遥拝所が設けられている。

さらに、神坂鎮座の村社八柱神社は式内社・守山神社と式内社・穴師神社の論社。

『三重県神社誌』によると当社の神紋は「左三巴」。境内にあった式年遷宮の幟にも巴紋が染められていた。

スポーツなどを地方から参拝にくる人も多く、古くから大切にされている神社である。

3箇所目は、お昼でまめやさんに訪れた。

お豆や野菜を使ったバイキングで、お豆腐のからあげや湯葉が特に美味しかった。

隣では野菜やお土産も売っており、おからを無料でもらえるので、持ち帰っておからドーナツなどを作ると美味しくいただける。

多気町に観光に来た際は是非訪れて欲しいランチスポットの1つである。

4箇所目は、ふるさとの館で甘味をいただいた。ほうじ茶のかき氷。甘くてとても美味しい。1人では食べきれない量だったのでぜひ友達やご家族とシェアをして味わって欲しい。

5箇所目は、柿の摘果作業。はじめての摘果作業で、こんなにも熟す前の柿を切り落としてしまうことをはじめて知った。

緑色の摘果の際の柿は、味もしなくパサパサしてとても美味しいとは言えない。

そこで、その柿を使えないかと持ち帰り料理してみた。

皮を剥き、素揚げすることでポテトのようなサクサク感と甘さになり、美味しく食べられることができた。

傷柿や、摘果の際の柿をどのように利益にしていくかをこれから考えることを課題にしたいと思う。

最後に夜ご飯は、松本さんのお母さんと一緒にまぜご飯作り。

家によって違う混ぜご飯の味。

松本家では、シーチキン、とりにく、にんじん、こんにゃく、しいたけを入れて薄口醤油で味付けをする松本さんのおばあちゃんの特製まぜご飯である。

炊き上がったあつあつのまぜご飯は、とても味がしっかりついており、自分でも作ってみたいと思った。