地域貢献活動
多気町応援プロジェクト
多気町インターンシップ4日目
みなさんこんにちは!1年の石黒です。
8月8日、4日目のインターンシップです。
本日もお天気が良く、私たちメンバーは朝にラジオ体操に行ってまいりました。
7時から始まるということで、多気町にある勢和東公民館のグラウンドで待機していると…
自転車に乗ってきた小学生や保護者が次々とやってきました!
そして久しぶりのラジオ体操。普段は学寮中の朝にしかやらないので、朝からとても気持ちよかったです!
本日は最初に伊勢芋圃場見学へ。
一面中圃場です!伊勢芋は手間をかけながら、長い期間を経て栽培されています。
1つのタネから1つの芋が取れ、なんと取れるうちの4割が次のタネとして扱われ、残りの6割が販売されるんだそう!
裏には課題もあり、農家の減少があげられました。
昔は農家が270人いたのに対して、現在は30人。若者が都会に出てしまい、後継者がいないことがわかりました。
次に私たちは多気町にある2つの図書館へ向かいました。
まず最初に、多気図書館の隣にある多気町郷土資料館へ行き「伊勢湾台風60年 災害から学ぶこと」の展示へ。
学芸員のかたをはじめ、突然の災害に備えて日頃からの防災意識を高めていきたいと思いました。
そして多気図書館へ。
木製を意識したような図書館でとても綺麗でした。
英語の絵本を目がつくところに展示しており、英才教育に力を入れていたと感じ取りました。
次に勢和図書館。
勢和図書館も同様に木製を意識したような図書館です。
びっくりしたことに、館内には鳥のさえずりが流れていました。
両館とも居心地が良く、図書館をきっかけに移民された方の気持ちがわかります…!!
お昼ご飯は伊勢芋を使用した柑里へ。
私はとろろ伊勢うどんを頂きました。
伊勢うどんは東京で食べるうどんと違って、麺が太く、歯ごたえのあるうどんになっております。
そして、その伊勢うどんにのっている伊勢芋のとろろ。粘り気が強くとても美味しかったです。
デザートは別腹!ということで、長新のまつかさ餅を頂きました!
まつかさ餅は、清流櫛田川域の良質米を練り上げた生地に、黒砂糖の餡をくるみ、その上にもち米をのせて蒸しあげたもので、形がまつぼっくりに似ている所から「まつかさ餅」と名づけられたそうです。
賞味期限が当日のため、とても貴重な生菓子です。次の日に食べると硬いんだそう…東京で食べることは難しいのが悔しい!!
その後は、少女マンガ館へ向かいました。
こちらは多気町の丹生にあり、丹生以外にも東京のあきる野市にもあります。
少女漫画好きにはたまらない!そんな場所です。
オーナーさんは、ここに来る子供たちは先に宿題を済ましてから漫画を読み、帰っていくとおっしゃっていました。私も大好きな漫画を読みながら、帰るのがつい惜しくなってしまうほど楽しくて、昔の思い出を掘り起こしてくれる場所でした。
夜ご飯は役場の方たちとバーベキューをしました。
公務員として働いている方たちのお話を聞いたり、仕事以外のお話をしたりと充実した時間を過ごすことができました。
家に帰ったあとは、多気町役場松本様のお父様とみんなで星空を見に行きました。
この日の星空はお父様曰く、年に数回しか見れないほど綺麗な星空だそうで私たちは血眼になって星空や流れ星を見つけました。
すると、空には天の川や、夏の大三角形、カシオペア座、アンタレスに木星ないしは火星が見えました!
東京では絶対に見れない星空を多気町で見れて私たち一同は感動しました。
そして、多気町で過ごす最後の夜に最も相応しい夜を私たちは過ごすことができたと思います。
明日は多気町でのインターンシップ最終日です。有終の美を飾れるよう、努めて参ります。