STUDENT ACTIVITY

メニューを開く

S-LABO
プロジェクト活動

地域貢献活動

【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】東北復興支援のためのPBL手法による観光促進に関する研究 ~いわき湯本温泉の活性化~

【学生レポート】第2回現地訪問(6)勝行院、野口雨情記念湯本温泉童謡館

こんにちは。福祉社会学科2年の鈴木です。

今回はいわき湯本の観光PV(プロモーションビデオ)撮影

2日目第2弾を紹介させていただきます!

 

この日、3か所目に訪れたのは「勝行院」(しょうぎょういん)です。

ここは真言宗の開祖である弘法大師の寺で、境内にはその像があります。

正式名称は「三函山 勝行院 法海寺」といい、

福島八十八か所霊場巡りの礼番1番にもなっています!

 

県道常磐勿来線から、温泉神社とは反対側の温泉通り、
さらに上町通りを進んで行くと、左側に「勝行院」があり、
まず2階建ての仁王門をくぐります。
ここには、写真にあるように仁王像が安置されています。

(背中合わせに並ぶ仁王像。右が表の入口)

しかも背中合わせになって、それぞれ2体ずつ置かれているんです!
こんな仁王門、今までに見たことがありません!

門の表側とは反対、つまり境内に面しているところには、
赤と青の仁王像があります。
表側の木彫りの像に比べ、ひと回り小さく、
色は鮮やかですが、やや雑な印象を受けます。
実はこれ、ある美大の学生が制作したものだそうなんです!

私達がここで注目していただきたいのが口元の部分です。

写真を見てお気づきの方もいらっしゃいますかね?
よく見ると「阿」(あ)と「吽」(うん)の口の形が逆になっているんです!

表側の像は、右側が口を開けた「阿」の形、
左側が口を閉じた「吽」の形なのに、美大生の仁王像は逆なんです。
でも誰にだってミスはありますよね。
ユーモアのあるレアな金剛力士像ですので、
ぜひみなさんも一緒に写真を撮ってみてください!

(仁王像のポーズでカシャ!)

 

その後の4か所目に訪問したのは「野口雨情記念湯本温泉童謡館」です。

童謡「赤い靴」や「シャボン玉」の作詞家として有名な野口雨情は、
実は湯本にもゆかりのある人物なんです。
「よいよい横町」、「土撞唄」といった作品は、野口雨情の湯本時代の作品といわれています。
(波乱万丈な人生を送った野口雨情に関しての紹介は、
波乱万丈すぎて書き切れないためここでは省略させていただきます。)

 

この野口雨情記念湯本温泉童謡館で私達が今回行ったのが「吊るし雛体験」です。
吊るし雛は私たちが作成を進めている旅行プランに盛り込む予定の体験の1つです。


(童謡館に飾られているカラフルな吊るし雛。)

昨年の訪問の時にもお世話になった年配の女性お二人から指導を受けて、
今回は一緒にいちごを作りました!

(作り方を教わっている様子。私は左から2人目)(最後は皆で記念写真)

 

【2018年度第2回の訪問を終えての感想】

私は今回授業があったため、2日目から撮影に合流したのですが、

湯本は短い滞在時間でも懐かしさを感じさせてくれるまちでした。

どこかレトロな雰囲気も感じさせてくれるいわき湯本の温泉街。

何よりもこのまちは人の温かさを感じることのできるまちで、

足湯に浸かるおじいちゃんや、買い物をしている奥さんに

一言声をかけるだけで、何だか温かい気持ちになることが出来ます。

初めは勇気がいるかもしれませんが、

是非湯本を訪問した際にはまちの方に声をかけていただきたいです。

私たちのPV撮影では、女子大生目線というものを意識して構成撮影を行いました。

私達が可愛いと思ったものや、先ほどの仁王像のポーズを真似した写真のように

自然体の姿を盛り込んでいます。全員素人ではありますが、

アドバイスをし合いながら一生懸命撮影を行ったので

完成しましたら是非温かく見守って頂けると幸いです。

PVは完成次第ご報告させていただきます!

 

今年度第2回目の訪問報告も次がラストとなります。

次はどこでしょうかね?? ヒントは下の写真です!

是非次回もお楽しみに~! (福祉社会学科2年 鈴木遥)