STUDENT ACTIVITY

メニューを開く

S-LABO
プロジェクト活動

地域貢献活動

【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】東北復興支援のためのPBL手法による観光促進に関する研究 ~いわき湯本温泉の活性化~

【学生レポート】第2回現地訪問(4)こいと旅館、FCパーク

 【学生レポート】第2回現地訪問(4)こいと旅館・FCパーク

「橋本酒店」さんで黒カレーの撮影を行った後は、湯本温泉街に戻り、「こいと旅館」での撮影に入りました。まず、着物姿の女将(おかみ)さんの小井戸文恵さんに玄関で出迎えていただき、その日私たちが泊まるお部屋に案内してもらうシーンから。

そこで私たちは浴衣に着替えて、次はいよいよ温泉へ。すっかり「温泉旅館のお客様」に変身したことで、これまでの撮影スポットに比べ温泉地らしさが感じられるものへと仕上がったと思います。

写真を見てください。旅館の1階北側にある「トンネル」のような通路を抜けて温泉に向かいます。結構距離があるため、「ここからあと何歩で到着!」と書かれた説明ポスターや、温泉のマークの豆知識についての掲示もあり、女将さんから「お客様が飽きないように工夫しているのよ」と教えていただきました。

(女将さんから温泉のマークの説明を受けている4人。私は左端)

女将さんに出演していただいたシーンの後は、宿泊する部屋で撮影を行いました。その場で自撮りをしたり、その日の昼に訪ねたお店の写真を、座卓を囲んでスマホの画面で振り返るなど、笑顔が絶えない撮影となりました。このまま温泉に浸かりたい気持ちでいっぱいでしたが、私たちは初日最後の撮影場所であるいわきFCパークへと移動しました。

(浴衣でパシャリ!私は右端

いわきFCパークは、スパリゾートハワイアンズに行く御斎所街道の途中の小高い場所にある商業施設です。少し距離があるためタクシーに分譲して向かいました。FCはフットボールクラブの略。いわきFCはここをホームグラウンドとするサッカーチームです。

初めはスポーツ用品メーカーの「UNDER ARMOUR」のアウトレットのお店で撮影を行いました。

映像を見ている人にも楽しんでいる様子が伝わるよう、気になった服を合わせてみるなどの動きをつけて工夫しました。メンバーの一人が購入するリュックを選んでいるシーンでは、その商品を指してみたり、実際に背負ってみるなどして、より良い映像に仕上げることができたと思います。

(気に入った品物はあるかな?私は左端)

次に3階にある「RED&BLUE CAFÉ」に移動しました。私たちはサッカーグラウンドを見下ろせるテラス席で、この日の最後の撮影を行いました。このお店の自慢はパンケーキ。注文したモンブランのパンケーキとチョコバナナのパンケーキは生地がフワフワで、撮影しているのを忘れてしまうくらい4人とも夢中になって食事を楽しみました。

(これは実際に食べた季節限定のパンケーキ)

【2日間の現地訪問を終えての感想】

観光PV(プロモーションビデオ)に出演する側として、自然な演技をする難しさを知りました。ふだん友達と一緒にいる時のような笑顔を心がけていても、いざ映像を確認してみると、表情が固かったり、楽しそうな雰囲気が伝わらず、苦労した点も多かったです。

PVの撮影場所には温泉宿や内装が可愛いお店など、女性に喜ばれるスポットを取り込み、「非日常」を味わうことができる要素をたっぷりと詰め込んだつもりです。PVを見た人がいわき湯本に足を運んでくださることが増えればとても嬉しいです。

(健康デザイン学科3年 佐川愛実)