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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】東北復興支援のためのPBL手法による観光促進に関する研究 ~いわき湯本温泉の活性化~

【学生レポート】旅館「新つた」の女将で、フラ女将の「湯の華会」会長の若松佐代子さんの講演

9月4日~5日の現地調査では、明治後期から大正にかけての童謡詩人である野口雨情がよく利用した老舗旅館「新つた」に宿泊した。
女将の若松佐代子さんによると、いわき湯本温泉の観光客の戻りは、東日本大震災前と後では50.5%しか戻っていないのに、近くにあるスパリゾートハイアンズは130.2%と増えているという。「目的のある場所には人が入るから」と若松さんは話してくれた。
このため「新つた」では「料理」」「温泉」「おもてなし」の3つに力を入れ、宿泊客の呼び込みの強化を目指している。

右側が女将の若松さん

 

いわき湯本温泉女将の会「湯の華会」の会長でもある若松さんは、「湯本温泉ならではのフラ女将(着物でフラを踊ったりする)をもっと前面に出したい」と話してくれた。新しいアイデアとして「女将バー」の経営などが案に出ているというが、どこの旅館も女将が一番忙しく、みんなが集まって何かをする時間を取るのは容易ではないらしい。

「新つた」の露天風呂
左端が私

 

いわき湯本温泉に来た思い出を「形」にして持ち帰ってもらうため、私たちもフラ女将に関連するお土産品を開発したい。

(健康デザイン学科 2年 佐川愛実)