地域貢献活動
【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】東北復興支援のためのPBL手法による観光促進に関する研究 ~いわき湯本温泉の活性化~
【学生レポート】小林千賀子さんのガイドによる「いわき湯本温泉 まち歩き」
私たちは、JR湯本駅前の地元密着型コンビニ「ワイワイショップ」店長である小林千賀子様に湯本の街を案内していただきながらまち歩きを行った。
小林さんは、まちを歩くほぼ全ての人とお知り合いのようで、「元気ー? またねー!」と声をかけている姿が印象的だった。
明るい人柄の小林さんは、いわき湯本のことは何でもご存知でした。
はじめに湯本駅を降りて、正面にある御幸山の入り口にある温泉モニュメントを見学した。一見温泉が湧き出ているだけのモニュメントに見えるが、その形は福島県の象徴的な山々や海岸と海を造形しているのだと伺った。その後、勝行院、白石菓子店、鶴の足湯などを見学した。いわきの魅力や炭鉱場として栄えたかつてのいわき湯本の話、東日本大震災を経験してからの今までの写真を見せていただいたり、実際に見たり触ったりして、丁寧に教えていただいた。
小林さんは、エピソードを交えながら、わかりやすく案内してくださいました。
私は前列の右端。
地元の方から聞く話は貴重で、知らないことが多くあった。今一度、震災から6年経った被災地の復興した部分、復興していない部分を知り、関心を持つ必要があると感じた。
およそ2時間のまち歩きを終えた後、「皆様に期待している」という言葉には力強さがあり、より一層責任を感じた。
(現代教養学科1年 鈴木真梨子)