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鶴岡ガストロノミー・フィールド・ミュージアム

8・9月現地研修2日

ビジネスデザイン学科 2年 佐々木里奈です。私は、このプロジェクトの参加は二年目ですが、今回の研修も、新たな魅力を感じるツアーとなりました。

8・9月現地研修2日目について
「生まれ変わりの修行」の原点、「現在の世を表す山」と言われる羽黒山を今回、山頂まで羽黒山を宝冠装着という修行僧の格好を体験して登山しました。
初めに月山ビジターセンターへ行き、公園の散策と草木染めを行いました。センターには、鶴岡市の写真スライドショーを行なっていたり英語のパンフレットも充実していたし、置物の雑貨が1つ1つ可愛かったりと想像よりも友達は楽しんでいました。周りにも 池や、きのこ、草花の自然が豊富でした。草木染めは布地を選び、模様・デザインを決めて染めたいぶんだけ染める、とても主体性が高く自分だけのオリジナルが作ることができました。外国では、染める体験がないと思うので、日本人は勿論、外国人の方も喜んで楽しめるものだなと思いました。

 

お昼は山伏が実際に修行で食べる、ご飯と一汁、お漬け物というシンプルな食事でした。急いで食べることがまた修行のうちで、修行で動くのにエネルギーは足りるのだろうかと思える食事で、日々の食事のありがたさを感じることができました。座禅では、実際に40分体験したのですが、森の音、虫や鳥の鳴き声、車の音、草木の揺れや、風を感じているうち、そんなに時間の経過が速かったことに気がつきませんでした。私たちは普段から様々な音に囲まれて行きていることを知り、もっと普段から意識していきたいなと感じてました。
登山を始めると、自然のエネルギー、森の中の音、涼しい体感、心安らぐ森林の緑、光の木漏れ日の美しさ、永遠と続くように見える石段、今まで意識したことない新鮮な気持ちになりました。途中、緑の中に木製で茶色の高さのある五重の塔があることの違和感、迫力に圧倒されました。釘を一本も使わず、屋根の大きさも同じの塔は、歴史と日本の職人の技術を感じました。
一歩ずつ異なる石段に足を運び、すすめていくこと、こつこつとんとんと棒を石段を叩き頼りにして登る音の連なり、振り返り、登ってきた道のりを見ると、いつのまにか登るやりがいのようなとのを感じていて険しい坂に苦労されながら登りきったときの疲労感とは別のやりきった感があり、気持ち良かったし、とても自分の中に残っています。

 

宿泊は、元々は寺で今は参拝者・修行僧用の 斉館に泊まらせていただきました。夜の八朔祭や精進料理の生放送をしていて、渡辺裕太さんにも偶然会い、一緒に写真を撮ることができました。
精進料理をいただき、1つ1つのメニューに意味、余さず使っている工夫が込められていることがわかってありがたさを感じました。
夜の22時から祭りがスタートしました。祭りでもここまで遅くからやるのは初めてで、驚いたし。闇にある炎と、修行のお経と、掛け声と、とても神妙で趣がありました。ずっと声を出すし、倒れる人もいたり、修行の大変さが目に見えました。この祭りを歴代続けていることに思い入れの強さと伝統を感じました。もっと日本の文化も知りたいと思い、とても良い経験になりました。