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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】健康経営と大学生に与える影響についての研究

2017/08/07 経済産業省 商務情報サービス局 商務サービスグループ 訪問

こんにちは。

暦の上では立秋ですが、まだまだ暑さが厳しいですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

3年の日本語日本文学科の尾形と同じく3年のビジネスデザイン学科の新出です。

 

 

健康経営企業について学ぶ今回のプロジェクト、第一回目の本日は

健康経営を企画・推進している経済産業省を訪問致しました。

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↑経済産業省本館前

 

その意義や仕組み、私たちがどう受け止めるべきかなど為になるお話を

政策統括調整官の江崎様から、たくさんお伺いしてきました。

私たちの興味を引くような驚きのお話や、今までの“定年後”概念を覆す、

面白く為になるお話をSラボを通じて皆様にもご紹介したいと思います!

 

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↑私達専用の資料、ありがとうございますm(__)m

 

まず、驚いたのは理論的に人間は120歳まで生きられるというお話です。

日本における平均寿命も年々伸びており、100歳を超えるのも夢の世界ではなくなってきています。

今までは「人間五十年」などといわれ、会社を定年退職したら、少し隠居生活を楽しんで

最期を迎えるというイメージでした。

しかし、100歳まで寿命が届こうという今、定年を迎えても、元気な方はたくさんいます。

以前のように「お年寄りだから…」と、社会から切り離してしまうことは、

生きがいを奪ってしまうだけでなく、自立できる人を支えるために余計なお金を使ってしまいます。

そこで歳を取っても、元気に社会とつながる社会が必要とのことでした。一億総活躍も該当しそうです。

歳を取ってからの健康の為には、働き盛りころから健康を意識し過ごすことが大切です、、、

 

 

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↑講演風景

 

そこで”健康経営”が重要になってきます。

健康経営優良法人認定はそのような、健康に力を入れた運営をする企業を表彰し、

社会的価値を向上させるとともに、健康経営の増進を図るための制度です。

 

そしてこの制度は企業だけでなく私たち就職先を探す学生の立場にも嬉しい制度です。

なぜならこの健康経営優良法人は、従業員の健康に積極的に取り組むことを宣誓した企業、

法人が健康経営に関する取り組みへの質問に答え、基準をクリアした場合のみ認定されます。

なので、認定を受けた企業や、申請をした企業は従業員の健康に努力する企業だということ

がわかりやすく、企業を探す際に重要な指標になり…嬉しいですね。

駄菓子屋のおばあちゃんを目指す私としても、健康に長生き出来るサポートをしてくれる

企業がわかることはとてもありがたいです。

健康経営優良法人認定は経済産業省のホームページから確認できます。

皆さんもぜひチェックしてみてくださいね。

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↑集合写真

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↑御礼の昭和女子大学オリジナルグッズ

 

 

 

さらに、経済産業省にはタニタ食堂が設置されています。

許可を頂き、私たちも実際に伺い食べてみました。

↓こちらはヘルシーカレーです!

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ヘルシーとは思えない食べ応えと美味しさで大大満足でした!!

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「20分以上かけて食べましょう」と書かれた紙が机に貼られ、

ストップウォッチが各机ごとに置かれていました。

私たちも実際にストップウォッチを使用してみましたが、なかなか20分は長いです!

よりゆっくり噛んで食べなければいけないということが改めて実感させられます。

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体重などを測定できるスペースもあります。

常に使用する食堂に設置することで、気軽に健康管理することができ、

さらにより社員の健康に対する意識もあがりますね。

 

 

近い将来、生涯現役で働ける社会にする為にも健康経営についてよく学び、

より多くの人々に広めていき、行動していかなければならないと感じました。

今まであまり知らなかった方も、この記事などがきっかけで健康経営に

興味を持っていただけたら幸いです。

 

昭和女子大学 3年

日本語日本文学科 尾形陽花

ビジネスデザイン学科 新出有里那