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鶴岡ガストロノミー・フィールド・ミュージアム

11月研修2日目

英語コミュニケーション学科3年の椎名舞子です。

鶴岡市インターンシップ2日目は松ヶ岡開墾場という施設を訪れました。ここは明治5年に庄内藩主3000名が鍬で東京ドーム67個分の敷地を切り拓いてでき、今では国指定史跡とされている場所です。

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松ヶ岡本陣で、お月見の時に地元の食べられている”芋っこぼたもち”という汁物を地域の方に教わりながら一緒に作りました。ぼたもちという名前から、あんころ餅の様なものを想像していましたが、作ってみたら全く違いました。炊飯器の中にお米と里芋を入れて一緒に炊き上げ、炊き上がったらそれを棒で潰しながら練っていき、手で俵型に丸めました。

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最後にそれを野菜の入っている汁の中に入れて完成です。

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その他にも、もってのほか(ほうれん草と食用菊のおひたし)、ヤーコンの炒め物も作り、とても美味しくいただきました。また驚いたことはこんにゃくを切るときに、ただ切るのではなくて初めに割り箸数本を使ってこんにゃくに沢山凹凸を付け、それを手でちぎっていくということでした。こうすることにより、こんにゃくが柔らかくなり味がしっかり染み込むそうです。

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鶴岡の郷土料理はこのインターンシップを通して何度か頂いてきましたが、自分たちで一から作るということは経験していなかったので、作り方も含めて良い経験になりました。

また、干し柿体験もさせていただいました。干し柿は少しキズが付いてしまってお店で売ることができないものを使って作っていると聞きましたが、剥いてみるとどれもとても綺麗でした。専用の機械と同時に、ピーラーを使って柿の皮を剥いていくのですが、なかなか上手く剥けず形が変わってしまいました。しかし丁寧にやり方を教えていただいたおかげで、楽しみながら体験することが出来たので良かったです。

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今回鶴岡に訪れるのが2回目ということもあって、前回よりも「生活の知恵」というものを身近に感じることができたと思います。この様な鶴岡独特の食文化をどのようにPRしていくのか、これからさらにインターンシップのメンバーで話し合っていきたいと考えています。今回お世話になりました皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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