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鶴岡ガストロノミー・フィールド・ミュージアム

11月研修1日目

日本語日本文学科2年の尾形陽花です。

11月の研修は夜行バスで東京から鶴岡へ!

東京第一ホテルで温泉とビュッフェをいただきいよいよ活動スタートです。

今回は「焼畑ロード」を巡る在来カブツアーでした!

 

「焼畑ロード」とは伝統的な焼畑農法ののこる一帯が線状に広がっていることから名付けられた道であり、バスからも焼畑の跡がちらほら。

藤沢カブの焼畑農業を続ける後藤さんに実際に畑に立ちながらお話を伺いました。

焼畑農法は、夏の暑い盛り、天気のいい日が続き、杉の木が乾燥している時分を狙って、木を伐採し、畑を焼くことから始めます。

火が燃え広がらないよう細心の注意を払いながら、畑を焼いたあと、灰の熱いうちに種を蒔きます。こうすることによって発芽率が良くなるんだとか。

焼畑農法は、灰となる木材が育つのを待たなければならず、同じ場所で連作できません。

毎年場所を移し移し、一から畑を作るそうです。

山の急斜面でこのような苦労をしてでも、伝統の焼畑農法を続ける理由は、一重に普通の畑では出せない、在来の形や味を守る為だそうで、食文化創造都市を保つ、その努力に頭が下がります。

 

今日のご飯はカブづくしで!

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鶴岡に残る在来カブ四種のうち、三種を味わうことができました。

それぞれ、風味や食感が異なり、それらに合わせた調理法がなされており、カブ1つでここまで料理を展開できることにとても驚きました。

また普通のカブと比べ、苦味や辛味、甘味など個性が強く、お世話になった知憩軒の女将さんの、「食べやすく品種改良されたものではなく、昔から残るそのままの個性を大切に守っていかなければいけない」という言葉を思いながら美味しく頂きました!

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