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多気町応援プロジェクト

子ども食堂での活動について

こんにちは!現代教養学科2年の磯辺美佑です。今回は、子ども食堂での活動を紹介します。

 

私たちは多気町へ現地研修へ行った際、柿農家を訪れ、傷がついた傷柿が余ってしまい困っているという話を伺いました。傷がついてしまうと、柿は売り物にならないことがあります。多気町の特産品でもある次郎柿は、非常に大きくシャキシャキとした食感が楽しめる柿です。私たちも柿を頂きましたが、本当に美味しく、そのままで食べても、サラダなどの料理にしても美味しく食べられました。たとえ傷があったとしても全く問題なく美味しく食べられます。そこで、私たちにも何かできないかと考え、世田谷区にある子ども食堂に傷柿をお届けし、世田谷区と多気町をつなぐ架け橋になれないかとこの活動をするに至りました。

 

まずは、大学の近くにある子ども食堂を探して、連絡を取りました。大学の近くにある子ども食堂、「せたがやこどもバル・虹」様は月に2回程度、子ども食堂を開かれています。コロナウイルスの影響で現在はお弁当配布のみとなっていますが、毎回多くのこどもたちが訪れています。お弁当も凝った内容になっており、ハロウィンやクリスマスといったイベントに合わせてみんなが楽しめる食を提供されています。その子ども食堂さんに直接ご連絡をとり、快くこの提案を受け入れていただきました。そして、柿は、現地研修でお世話になった中村農園さんのご厚意で120組、200食程の傷柿を提供していただきました。また、送料は学内販売で出た利益を使いました。

 

このようにして、傷柿を自分たちの手で子ども食堂にきている人に提供するに至りました。しかし、ただ柿を渡すだけでなく、子ども食堂に来ている人に多気町の名前と良さ、そして特産品である次郎柿広めたい、傷柿を通してこどもたちに食の大切さも知ってもらいたい、そして、何より傷柿を提供して下さった中村農園さんへ感謝の気持ちを伝えたいとの思いから手作りのリーフレットを作成し、一人一人に手渡しました。

そして、子どもたちから、写真にあるようにたくさんのメッセージを貰いました。

このメッセージは、傷柿を提供して下さった中村農園さんへお届けしました。微力かもしれませんが、この活動は食品ロスや地方創生にも少し貢献できたのではないかと思っています。その後も何度か子ども食堂に足を運んでいますが、子ども食堂を運営されている方や訪れている方々に、多気町について興味を持っていただけたことを実感しています。

終始自分たちの行動で実現することができ、多くのことを学べたと同時に、今後の多気町プロジェクトや社会問題についても考えるきっかけとなり、非常に有意義な活動ができました。

これからも多気町応援プロジェクトをよろしくお願いいたします!