地域貢献活動
食を通じた地域支援応援プロジェクト
池尻地区 活動報告
こんにちは!
池尻地区担当の瀬崎です。2021年度は多くの方々にご協力いただきまして、本当にありがとうございました!
1年間の活動について報告いたします⭐️
・8〜9月
顔合わせ、フィールドワーク
事前にどのような視点(高齢者や子育て世代、身体が不自由な方、若者の視点)で街を歩くか確認し、少人数にわかれて池尻地区を歩きました。
歩いてみた情報をもとに課題を抽出して、情報共有をしました。池尻地区では歩道が狭く、坂道、交差点もある環境で、大型スーパーの偏りが食料調達の不便を感じている方がいるのではないかという課題が出ました。
そして最終目標として、〜食料調達の方法と地域コミュニティを考える〜を決めました。
・10月
飲食店巡り・買い物支援参加
池尻地区周辺の素敵な飲食店にも行きました。
気軽に声をかけてくれた優しい店員さんとも少しだけお話しができました。
スーパーにて、身体が不自由な方などの買い物に困っている方のお手伝いをさせていただきました。実際に買い物支援に参加して、利用者さんとお話しができて、笑っている姿も見られて、とても素敵な活動だと思いました。また、本当に買い物に困っている方がいるということもわかりました。
・11月
買い物支援後交流会・アンケート実施
買い物支援のサポートの方とお話しをする機会をいただき、買い物支援の経緯などについて聞くことができました。
池尻地区のスマホ講座(計15名)と世田谷パン祭りにてアンケート(計22名)、ヒアリング(計11名)を行いました。短い期間でのアンケート作成からの実施はとても大変でしたが、アンケートで何を聞きたいかを明確にするためチームで話し合い、協力して進めることができました。
・12月
アンケート集計、みんな食堂で発表
アンケートでは、「スマホ講座を習いたい」、「地域のイベントに参加したい」という方の声が多かったです。集計結果を見て課題抽出し、課題解決の提案を情報共有して、みんな食堂にて提案をしました。
若者の買い物支援のボランティアを増やそうという課題を考えながら、地域の方のご意見を合わせて、食にまつわるクイズ大会やスポーツ大会のイベントを計画しました。
みんな食堂に参加していただいた方のご意見では、“本当に食料調達に困っている方へのアプローチを具体的に考えてみてください“といったことや“継続的なボランティア派遣にはどうつながる?“”ネットスーパーの使い方を学ぶスマホ講座などはどうですか?“”下馬地区にも買い物支援を必要としている方がいると思います“といったご意見をいただきました。チームの中でも、苦戦して考えていたことも、このことを参考にこれからもっと深掘りできるのではないかと思いました。
1年間行ってきてチームのみんなで話し合い、協力してアンケートやヒアリングを行いました。課題を見つけて、解決について考えることは簡単なことではないということがわかりました。
しかし、食を通して地域の方のサポートをしたいという思いを持っていたことと、黒谷先生やチームの皆さん、社会福祉協議会の方、池尻地区の地域の方々、他の地区のリーダーなどの真面目であたたかな方たちのご意見やご協力のおかげで新たな視点を持って、1年間行うことができました。とても学ぶことの多い1年でした。来年度は、解決のための提案を実行できるように、一歩一歩進んでいきたいと思います。
まだまだ、皆さんのご協力が必要です。今まで一緒に取り組んでくれた方やこれから関わってくれる方、是非よろしくお願いします( ᐢ ᵕ ᐢ )⭐️