地域貢献活動
【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】燕三条地域の加工技術とグローバル優位性~産業集積を支えるものづくりのDNAを探る
【現代ビジネス研究所の活動報告会にて。2020.6】
【現代ビジネス研究所報告会】
みなさんこんにちは!
6月20日に現代ビジネス研究所の2019年度研究報告会に参加しました。今回は助成金の対象になった14のプロジェクトのうち、10チームが報告しました。本来ならば大学での対面発表が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響でZOOMでのオンライン報告会となりました。
燕三条プロジェクトの報告は、一番最初だったので緊張しましたが、事前にプロジェクトメンバーの皆さんからアドバイスをいただき、練習を重ねたおかげで無事に終えることができました。
この活動の舞台地である【新潟県の燕三条地域】は、金属加工業の技の高さに加えて、術力全国にも知られる背脂ラーメンや田園での「畑の朝カフェ」など、魅力盛りだくさんな地域なので、皆さんも是非実際に足を運んで体感していただけると嬉しいです!
(ちなみに現地研修では「杭州飯店」というお店の背脂ラーメンをいただきました。東京のラーメンよりも麺が太いことに驚きましたが、煮干し仕立てのあっさりしたスープとのバランスが絶妙で、あっという間に食べきってしまいました。皆さんも是非お試しください!)
(以下は発表資料の一部です)
今回報告したのは学生だけでなく、社会人経験を長く積まれた研究員の方も多くいらっしゃったため、その研究テーマにや活動内容について好奇心を掻き立てられました。
どれも興味深いテーマだった中で、私は高齢化社会に向けた学習の必要性について深く考えさせられました。2030年。日本の総人口に占める高齢者の割合が3分の1になることが予想されています。その時、私は30代に入ったばかりですが、年齢を重ねた後だからこそ、輝ける社会の実現に向けて学習し続ける姿勢が大切だと気づきました。
「学生の学びは『未来への投資』、高齢者にとっての学びは『純粋に楽しむためのもの』」という言葉が強く印象に残りました。これから先、私たちは未来を歩いて行きます。その長い時間を過ごす中で、個人と社会がどう関わるのか。自分に何ができるのか。何をしたいのか。毎日の生活でときめくことを見つけながら、これからの人生をもっと夢を持ちながら生きたいと思いました。
今回の報告会に参加したことで、社会の現状を整理し、今と未来の社会に貢献する「研究」の本質を学ぶことができたように思います。貴重な機会を与えてくださった根橋研究員を始め、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
燕三条プロジェクトは今年で3年目を迎え、今年度は学科の垣根を超えた学生4名で活動に参加する予定です。私たち学生にとっては貴重な体験なので、訪問先の地方の方から多くを学ぶだけではなく、地方の方にとっても私達との出会いが何かしらプラスになるような活動にすることを目標にします!