地域貢献活動
京王電鉄×昭和女子大 ‟女子大生が恋する!“ 井の頭線プロジェクト『駅茶女子チーム』
お茶豆知識
こんにちは。
初等教育学科2年生の市川涼音です。
「お茶」と聞いて皆さんが思い浮かべるのは「何茶」でしょうか。緑茶や紅茶、ウーロン茶など、様々な種類がありますね。
今回は煎茶、紅茶、お抹茶の製造過程について着目してみようと思います。
実はいずれの3つとも同じお茶の葉から作られているそうです。ではなぜ同じ葉っぱから全く味の異なるお茶ができているのでしょうか。
生活の中で手軽に飲め、和菓子とよく合うのが「煎茶」。煎茶とは、お茶の歌の歌われる五月に収穫された一番茶のことを指しています。葉っぱの発酵を止めるために、日本では蒸して熱を加えます。熱によって”酵素”と呼ばれるタンパク質の機能を無くした後は、”揉み”と”乾燥”を繰り返して形を整えていきます。煎茶の急須で入れるお茶の色は綺麗ですよね。
香りが良く、洋菓子のお供になるのが「紅茶」です。紅茶は煎茶とは違い、発酵をさせているのです。発酵させるのとそうでないのでは味や色があれほど異なってくることが驚きです。
そして、日本の茶道のイメージが強い「お抹茶」。お抹茶はお菓子の製造にも用いられますね。こちらは日光を遮り、”揉む”ことをせずそのまま乾燥させ、石臼で粉状にしているそうです。すくった時のふわふわな感じが気持ちいいです。
私たちがイベントで行なっている、茶道体験では「お抹茶」を皆さまに点てるところから体験していただいています。普段では口にする機会の少ない「お抹茶」ですが、親しみのある煎茶や紅茶と同じように「お抹茶」ならではの魅力があります。お菓子と一緒に召し上がり、魅力を体感して頂きたいです。
お気軽に体験できるイベント、次回は11/23になります。いらっしゃる皆さまとお会いできるのを一同心待ちにしております。