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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】よかねARITAプロジェクト

【有田町現地研修】2日目(2024/09/07)

みなさんこんにちは!

 

よかねARITAプロジェクトの環境デザイン学科1年木原真央(きはら・まお)です。

 

今年度は、現代ビジネス研究所の研究員である、熊澤慎太郎(くまざわ・しんたろう)さんと、アドバイザーである磯野彰彦(いその・あきひこ)先生に引率してもらい、様々な学年・学科の学生8名が、9月6日〜9月9日の3泊4日の日程で、佐賀県有田町で現地研修をしてきました。

今回は、研修2日目の様子をお伝えします。研修2日目は午前中に有田町の観光をし、午後にイベント準備を行いました。

 

「柿右衛門様式」を見学

 始めに、有田焼窯元の中でも長い歴史をもつ、「柿右衛門窯」を訪問しました。柿右衛門窯は初代酒井田柿右衛門から始まり、370年受け継がれてきた窯元で、“柿右衛門様式”で広く知られています。“柿右衛門様式”とは「濁手 (にごしで)」と呼ばれる柔らかい乳白色の磁器に「赤絵 (あかえ)」と呼ばれる彩色で描かれた上絵が特徴の有田焼です。15代にわたって受け継がれてきた技術が施された美しい磁器を見学し、有田焼の奥深さを感じました。

 

「有田ポーセリンパーク」を訪問

 続いて、有田のテーマパーク「有田ポーセリンパーク」を訪れました。17世紀以降、ヨーロッパの貴族を魅了した有田焼ならではの施設で、館内では有田焼の展示や有田焼の陶芸体験や絵付け体験ができる工房があります。屋外にはバロック様式の荘厳な宮殿と庭園が広がり、壮大な景観が魅力的な写真スポットとなっていました。

 

↓  ポーセリンパーク前にて撮影

 

「佐賀県立九州陶磁文化館」を見学

 最後には、有田焼をはじめとする九州各地の陶磁器文化と作品に触れるために、「佐賀県立九州陶磁文化館」を見学しました。「佐賀県立九州陶磁文化館」は九州各地の陶磁器の名品の収蔵展示を行っている焼き物の美術館です。焼き物の歴史を一から辿り、こだわりの有田焼コレクションを見学しました。その中でも、有田焼を代表する窯元の繊細な技術が施された“有田焼からくり時計”が印象的で、30分毎に開くからくり芸とオルゴールの音色を楽しみました。

 

↓ 有田焼からくり時計

 

「小路庵」にて翌日開催の現地イベントの準備

 午後は今回のイベント会場の「小路庵 (しゅうじあん)」にて、翌日のイベント準備と最終確認を行いました。「小路庵」は有田町内山地区にある古民家で歴史的建造物にも指定されている貴重な建物です。

 当日のイベントはSNS講座・有田町ツアー・交流会と充実した内容のため、進行の時間管理や当日の動きを綿密に確認しました。私は現地イベントチームのメンバーとして、今回のイベントが佐賀県内の高・大学生との有意義な交流となり、参加を通して皆さんがコミュニティの意味や重要性を感じるきっかけになればと思い、気合いを入れて準備を行いました。

 

*おわりに

私は、よかねARITAプロジェクト初参加メンバーとして、初めて有田町を訪問しました。自然の景観、町民の皆様の優しさに触れ、有田町の全てに心を奪われました。また、観光名所を巡るだけでなく、有田町を支える方々のお話を直接聞く機会を頂くことができたことが貴重な経験となりました。今回、新たに発見した有田町の魅力を佐賀県内外に積極的に発信していきたいと思います!

 

次回のS−LABOでは、現地研修3日目の様子をお伝えしますので、お楽しみに!

 

【施設リンク】

柿右衛門窯

https:/hakienon.cojp

有田ポーセリンパーク

https:/www.arita-touhi.com

佐賀県立九州陶磁文化館

https://saga-museum.je/ceramic/

小路庵

https://www.arita.jp/spot/post_48.html