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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】地域の加工技術とグローバル優位性(金沢の地場産業調査)

2024年度キックオフミーティング

皆様こんにちは。現代教養学科4年の松田歩美(まつだ・ふみ)です。

今年度も、「地域の加工技術とグローバル優位性」のプロジェクトに参加させていただきます。

昨年度までの経験を生かして、より発展した活動ができるよう、精進してまいります。よろしくお願いいたします。

今回は7月9日に行われたキックオフミーティングについてご報告いたします。

 

キックオフミーティングでは、今年度の参加メンバーの顔合わせ、プロジェクトについての詳細説明、今後の活動内容などについて話し合いました。

 

本プロジェクトは昨年度に引き続き、根橋玲子研究員をプロジェクトリーダーとし、磯野彰彦先生のご指導の下、学生リーダーの松田歩美、会計ファイナンス学科1年の湯澤杏夏(ゆざわ・きょうか)さん、健康デザイン学科1年の岳(たけ)きららさんの学生3名で活動していきます。

 

今年から参加するお二人から、意気込みをお聞きしました。

以下は後日改めてまとめていただいた文章です。

 

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会計ファイナンス学科1年湯澤杏夏です。

私は栃木県宇都宮市出身で、今年上京してきました。

宇都宮では最近、次世代路面電車システム「LRT」が整備されたことで注目されています。宇都宮市は経済成長を遂げている一方で、大自然に恵まれており、今後さらなる発展が期待されています。

地方出身の目線で、地域に根付く伝統文化などに注目し、燕三条の発展に貢献していきたいと思います。そして台湾にも実際に足を運び、「燕三条企業の技術や製品」が海外でどのように評価されるのか、どのように差別化を図るべきかを考察したいと思います。

これからよろしくお願いします。

 

健康デザイン学科1年岳きららです。

大分県大分市出身で大学進学を機に上京してきました。

大分県では竹細工製品の生産が盛んですが、近年は担い手不足による産業の衰退が課題となっています。

また、大分空港では2024年2月、コロナ禍突入以来約4年半ぶりに大分と台湾を結ぶチャーター便が再開しました。

燕三条には大分県同様、地方故の課題がある一方で、魅力も多くあると思います。

まずは私自身が燕三条の魅力を知り、地方出身者の視点でそれらを産業としてどのように活用するのか考えていきたいです。

また、地方から見た世界、世界から見た日本、地方といった様々な視点に立って燕三条のさらなる発展を考えることで自分自身の視野をグローバルなものにしていきたいと考えています。

これからよろしくお願いします。

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お二人とも、自分の地元についてよく理解しており、勉強熱心な方なのだと思いました。

これから一緒に活動していくのが楽しみです。

私は学生リーダーを任せていただいたので、お二人がより有意義な学びを得られるよう、しっかりとサポートしていきます。

 

また、私はこのプロジェクトに1年生のころから参加させていただいています。

昨年度の活動では金沢と燕の調査を行いました。

左:金沢クラフト広坂(松田歩美撮影) 右:銀座の金沢(松田歩美撮影)

今年は最後の年なのでより一層気合を入れ、集大成となるような活動が出来ればと考えています。

具体的には、昨年までの活動で調査した燕や金沢についてはもちろん、今年は富山や私の地元である長野県についても調査し、自分なりの学びを得たいです。

また、昨年度の活動の最終発表では燕と金沢の地域的な特性を比較しながら発表させていただきました。そして、今年度は他地域や台湾についての調査を行い、台湾を主とした海外に地方の技術を発信していくにはどのような方法があるか、海外展開を中心にした企業の発展と地域との関わりについて明らかにしていきたいです。

 

現代教養学科4年松田歩美