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河津町文化応援プロジェクト

【ミーティングを通して】

みなさんこんにちは! 河津町文化応援プロジェクトです。

今回は210日に河津桜観光交流館で行ったミーティングについてご報告します。

ミーティングでは、河津町役場産業振興課、河津町観光協会、湯ヶ野観光協議会の方々や、同協議会の会長で福田家の女将の稲穂さんにご出席いただき、以前行った「伊豆の踊子」文学祭のプレイベントや、「伊豆の踊子」文学祭当日の意見交換をして振り返りを行い、今後の活動にどう活かしていくかについて話し合いました。

 

反省としては、地元のお子さんや観光客の参加が想定していたよりもはるかに少なかったことが挙げられました。

この問題に対して、まず子供の参加率を上げるためには、不特定多数に向けた広報では効果が期待できないので、小学校の学年や年齢を指定するなどターゲットを絞って、教育委員会等を通じて直接小学校にアプローチする必要があるという意見が出ました。

また、「伊豆の踊子」文学祭については、大きく2点挙げられ、1点目は「伊豆の踊子」や川端康成の作品は子供にも大人にも意外ときちんと理解・把握されていないので、講座などを開いて広める必要があること、2点目は地元だけでなく外部からの観光客を呼び込む必要があることが指摘されました。たとえば、小説「伊豆の踊子」の主人公が湯ヶ島湯ヶ野下田と歩いたように擬似体験ツアーを企画するなど、伊豆市湯ヶ島と湯ヶ野、下田が連携して文学祭や文学散歩等を行い、河津だけではなく伊豆全体の活性化に繋がるような活動を考えていく必要があるのではないかという意見が出ました。

さらに、来年度の活動をもっと充実したものにするために、私たちはテンプル大学の学生と一緒に活動を行うことを提案しました。

具体的には女将体験などを実施し、日本の作法を学び、日本文化の理解に繋げてもらい、コミュニケーションの仕方を身につけてもらう、といったものです。私たち昭和女子大学の学生にとっても、英語学習の良い機会になると考えました。

 

今回のミーティングで出た反省と提案をより具体化し、来年度はさらにより良いプロジェクトとなるように今後も河津町役場、河津町観光協会、湯ヶ野観光協議会の方々と話し合いを進めていきます。

 

そして最後に! ミーティングを行った210日は、「第30回河津桜まつり」の初日でした!

オープニングイベントに参加したあと、リサーチのために桜まつりのルートを散策しました。

早咲き桜で知られる河津桜ですが、初日で既に満開の木もありました。大きく濃いピンク色の花びらがとても美しかったです。

また、桜まつり期間中は地場物産や土産ものなどの出店が多く並んでいました。

地元ならではの海鮮物や果物の出店が多いのが特徴でした。

下田のご当地、きんめコロッケをいただきました。金目鯛の煮付けがしっかり入っていてとても美味しかったです!

毎年多くの人で賑わう「河津桜まつり」は3月10日まで開催していますが、桜の開花が今年は異常に早かったので、2月下旬までもたないのではないかと心配されています。

皆さんも是非、お早めに足をお運びください!