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鶴岡ガストロノミー・フィールド・ミュージアム

第二回 モニターツアー3日目

食安全マネジメント学科2年の矢倉有莉です。
ツアー最終日は加茂水族館見学、 富樫ろうそく店で絵ろうそく絵付け体験、鶴岡市内の散策を行いました。
朝食は前日から宿泊していた宿の本間義一さんでいただきました。お彼岸ということもあり自家製のおはぎもいただくことができました。留学生にとっては、あんこ自体が始めてだったので好き嫌いは分かれましたが日本の習慣や和菓子の文化を知る面白い体験になったのではないかと感じました。
加茂水族館はクラゲの展示数が世界一多いことでギネスにも登録されている場所で鶴岡市の人気観光スポットです。この日は三連休の最終日でもあったため、各地から訪れた多くの人で賑わっていました。
留学生の中にはクラゲを今まで見たことがなかったり、水族館自体が自分の国になくて初めてだったという人もいてみんな熱心に展示を眺めていました。
とくに、直径5メートルの大きな水槽に大量のミズクラゲが展示されているクラゲドリームシアターは留学生の関心をひいたようでした。
(↑クラゲドリームシアター
白いの全部クラゲです)
想像以上に楽しんでもらえた様子だったのでプロジェクトメンバー間で話し合い、水族館での滞在時間を予定より伸ばすことにしました。
お昼ご飯は農家レストラン‘菜ぁ’で新鮮な食材を使った料理をいただきました。菜ぁさんでは農家経営も行っているため、採れたての野菜をいただくことができます。留学生もほとんどが完食していて喜んでくれたのではないかと感じます。
菜ぁさんにいくのは1年ぶりで、プロジェクトメンバー間ではずっと菜ぁさんの料理を食べたい食べたいと話していたので久しぶりに行けて嬉しかったです。
お昼のあとは富樫ろうそく店で、ろうそく絵付け体験をしました。みんな1人1人好きな形や色のろうそくを選び、絵の具で絵を描いていきました。飼っている動物の絵を描く人もいれば好きなアニメのキャラクターを描く人、花や木を描く人などもいてそれぞれオリジナルの素敵な作品ができあがりました。
最後は参加者をくじで2グループに分けて鶴岡市内を散策しました。
鶴岡市内には神社や博物館、教会などの歴史ある建物が数多く残っています。
そのなかで私たちは庄内神社、庄内藩校致道館、大寶館、鶴岡カトリック教会天主堂をまわりました。
建物の中には日本の歴史について書かれたパネルなどがあったのですが、それをじっと見て鶴岡市役所の方に歴史や昔の学問について熱心に質問していた留学生の姿はとても印象に残りました。留学生の日本についての知識の多さや探求心の強さに刺激を受けました。
散策中にはおみくじをひいたり、ソフトクリーム、今川焼などの食べ歩き、お土産もみんなで見てまわることができ、楽しく交流を深めることができたと感じました。
帰りは新幹線でみんな一緒に帰り、東京駅解散でモニターツアーは終了しました。
今回はツアーの約一週間前に来日してきたばかりの留学生が多かったので慣れない日本で夜行バスからの二泊三日は疲れただろうし大変だったと思いますが、みんなで無事にツアーを終えることができて良かったと思います。
先生や鶴岡市の方々、参加してくれた留学生たち。本当に沢山のひとに支えていただきながら達成できたことだなと改めて実感しています。ありがとうございました。
このあとは参加留学生にツアーについてのアンケートやレポートの提出とSNS上で鶴岡の魅力を発信してもらいます。
私たちは回収したアンケート結果や自分たち自身の反省をもとによりよいインバウンドツアーの創出に向けて話し合いを行っていきます。
ツアーは終わりましたがこれからも文化祭への出展や鶴岡市での報告会など大きなイベントが控えているので1つ1つ責任をもってしっかり取り組んでいきたいと思います。