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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】東北復興支援のためのPBL手法による観光促進に関する研究 ~いわき湯本温泉の活性化~

【学生レポート】第1回訪問(1)つるし雛体験、温泉神社

9月9日(日)から10日(月)に実施した第1回目の現地訪問にはメンバー4人が参加した。今回それぞれ全員がレポートを担当する。

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まず1日目。
今回はいわき湯本への交通手段として高速バスを利用した。東京駅から温泉神社まで約3時間で到着!

 

(東京駅の高速バスターミナルにて撮影)

 

いわき湯本に到着後、現在開発している「都会女子旅プラン」に盛り込もうと考えている「つるし雛体験」を、童謡館にて実際に体験させて頂いた。つるし雛は様々な形のかざり雛をつなげて吊るすもので、湯本駅にも多くのつるし雛が飾られている。地元の方たちが使わなくなった着物の生地などを使っていることもあり、童謡館に飾られているつるし雛はとてもカラフルで感動した。童謡館でつるし雛づくりの講師をされている方たちにご教授いただき、初心者向きの「いちごのかざり雛」を作った。

 

(実際に私が作成した「いちごのかざり雛」)

 

初めての体験だったが、メンバー全員がひと針ひと針集中して楽しみながら作ることができた。実際に体験することで、旅行プランにどのように組み込んでいくか具体的なイメージを掴むこともでき、とても充実した時間になった。

 

(講師の方たちと童謡館にて)

 

次に訪れた温泉神社では、禰宜の佐波古正彦(さはこまさひこ)さんから温泉神社の歴史や現在の取り組みについてお話いただいた。今年の夏は沢山の風鈴を神社の樹木に飾ったり、これからの時期はライトアップの予定もあるなど、若い女性も楽しめる工夫がされていた。温泉神社で販売している御守りはとてもデザインが可愛らしく、メンバー全員が購入した。

 

(温泉神社にて撮影)

 

その後は、観光プロモーションビデオ(PV)作成に向けて、どのような場所、どのようなアングルで撮れば温泉神社の魅力が伝わるのかを皆で検討した。PVを見る人にわかりやすいような映像の構成を考えるのは想像以上に難しいと感じたが、メンバー全員で力を合わせて良いものを作っていきたいと思う。

 

【現地訪問全体を通しての感想】

今回の現地訪問では、大学内で旅行プランや観光PVのアイデアを練っている時にはイメージしにくかったことを、実際に体験したり自分の目で見ることができた。それにより、視野を広げることができ、来てみなければわからない「いわき湯本」の魅力を発見することができた。今回の訪問では地元の様々な方にお話を伺うことができたので、この経験を十分に活かして、さらにプロジェクトを発展させていきたい。

(健康デザイン学科4年 小林永実)