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鶴岡ガストロノミー・フィールド・ミュージアム

第二回 モニターツアー1日目

 

プロジェクトメンバーでビジネス学科3年の佐々木里奈です。

留学生のモニターツアーも今回の9月は前回の7月に続き2回目になりました。

1日目は 夜行バスでエスモール(鶴岡)に到着後、第一ホテルにて温泉に入り朝食バイキングを食べました。留学生は、とてもわくわくした様子で入浴作業を確認したら、バイキングで食事を盛り付けていました。

午前中は、雨が激しく降っていたため臨機応変にプランを交換して、午後予定していた、いでは文化記念館に先に向かいました。

いでは文化記念館を訪れることで、羽黒山や山伏、出羽三山について、山伏や松尾芭蕉(俳句)などの様々な話が出来て良かったです。マンガなどで、見たことあると言ってくれたり、ところどころで知ってると興味を持っていて、日本の文化をよく学んで来ている学生たちだという印象を受けました。

次に羽黒山山頂までバスで行き、参拝、昼食は斎館にて精進料理を食べました。精進料理では、菊の花が美味しいという意外な声や、料理を残さず美味しいと言って食べる学生、ごまどうふの作り方を教えてほしいなどの留学生の積極性も見え関心しました。昼食後、自由時間を終えてバスで下山、随身門から徒歩で五重塔へ向かい見学して戻りました。自由時間で留学生が、おみくじに興味を示し説明ができ、面白かったです。

途中から再び雨が降りましたが、歩いて五重塔へ行くことができ、ミシュランで三つ星獲得の杉並木では、自然の美しさを感じられました。五重塔の特別拝観期間であったため、内部を拝観できる貴重な期間に訪問できたことが良かったです。

15時からは、宿泊先の宝谷に行きました。

宝谷からは休憩時間を取り、蕎麦畑 散策の時間、方言や、坊主めくり、カルタ遊びなどでゆっくりと時間を過ごしました。17時からの蕎麦打ち体験では宝谷方言で話す地元の方の指導を受けながらも楽しそうに協力しあい蕎麦を打ち切りました。グループごとに蕎麦の太さも違いましたが個性のある自分たちがつくった蕎麦たちを夜ご飯として食べることで、より食について知り大切に思うきっかけが作れたのではないかと考えています。

宝谷は今のシーズン 稲穂がとても綺麗で刈っている時期なので日本人にかかせないお米についての説明も出来てとても良かったです。また、夕方の散策以外にも翌朝に散策するなどの留学生の姿も見えてこの景色に魅力を感じているようで嬉しくなりました。

 

今回のツアー対象者が留学生ということで、日本に来て間もなく夜行バスや旅行になれていないだろうとスケジュールの行程を開けてゆっくりした時間にしていたし、7月のツアーを参考に羽黒山も一部だけ登山という形にしたのが良かったのではないかと思いました。また、次に向かうバスの移動時間中に、説明をしてから周ったり、次の予約時間の確認の電話、留学生の反応や誘導を意識した動きができていて好発進のように感じていました。しかし、留学生の大きなリアクションがなく、一定のテンションでもあったので、原因の未だ留学生間での緊張感があったという点を、翌日からは更に反応をよく観察し関係性の改善に努めていこうと思いました。