地域貢献活動
【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】燕三条地域の加工技術とグローバル優位性~産業集積を支えるものづくりのDNAを探る
2024第2回オンラインミーティング
皆様こんにちは。会計ファイナンス学科1年の湯澤杏夏(ゆざわ・きょうか)です。
今年度、「地域の加工技術とグローバル優位性」のプロジェクトに参加させていただくことになりました。
地方出身者の目線を活かし、有意義な活動ができるよう、精進してまいります。よろしくお願いいたします。
今回は8月19日に行われた第2回オンラインミーティングについてご報告いたします。
今回の主な活動内容は、このプロジェクトリーダーである根橋玲子研究員による今年度の本プロジェクトのスケジュールの説明とアドバイザーの磯野彰彦教授による企業インタビューの心構えの講義でした。
まず、今年度行われる本プロジェクトのスケジュールについて、根橋研究員から詳細な説明を受けました。9月に行われる金沢工業大学の大砂雅子教授による講義は今年度初めての外部講師による講義です。私は将来、国際的に活躍することも目標にしているので、大砂先生の豊富なご経歴や女性の地位向上に向けた取り組みに興味があり、非常に楽しみです。また、地域企業ヒアリングは、その都度根橋研究員から募集があり、任意参加のようですが、私はなるべく多く参加していきたいと思っています。企業の方と直接お話する機会は私たち学生にとって、とても貴重です。地域企業の方々の思いに触れ、消費者だけでなく、生産者や製造者の立場にも立って物事を判断できるようになりたいです。
次に、磯野教授には企業の方にインタビューする際の心構えについてご教授頂きました。企業インタビューにおいて重要なのは、相手に敬意を表すこと、相手が話しやすい雰囲気をつくること、目的意識を明確にしておくことであると学びました。一見、相手に敬意を表すのは当然のことのように思えますが、この「敬意」には礼儀・マナーを意識することに加えて、企業についての下調べをし、予め先方に質問をお伝えするなどの事前準備も含まれます。
地域の企業がどのような形で強みを認識して海外にアピールしていくかを企業側に直接ヒアリングし、学生の立場で生の声を聴くことはとても意義のあることです。私たち学生は「聞き手」に徹さなければならないと思います。また、相手に敬意を表すこと、相手が話しやすい雰囲気をつくること、目的意識を明確にすることはどの分野にも活きることであり、いずれも十分心得ておくべきことといえます。私は、このプロジェクトを通してこれらの要点を抑えるとともに社会で活躍するための素養を身につけていきたいです。
会計ファイナンス学科 1年 湯澤杏夏