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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】よかねARITAプロジェクト

2023 現地研修 イベントチーム

皆さんこんにちは!

よかねARITAプロジェクトのビジネスデザイン学科3年の木下恵里(きのした・えり)です。

今回は8月26日(土)~8月29日(火)に行われた有田町での現地研修のなかで8月27日(日)に開催した「多面的な視点から見る 未来を紡ぐ 若者の地方創生」イベントについてお伝えします!

このイベントは有田町にある小路庵(※1という場所でトークイベント」、「アクセサリー作り」、「有田皿山節(ありたさらやまぶし)」の3部構成で行われました。トークイベントはオンラインと対面のハイブリッド形式で行われ、地方創生や有田町について興味を持つ多くの方々に参加していただきました。

トークイベントでは有田町の町長である松尾佳昭(まつお よしあき)氏、cocosara社(※2)の代表である金氏絵梨奈(かねうじ えりな)氏、Fiom合同会社(※3)のCEOである竹下洋平(たけした ようへい)氏、昭和女子大学現代ビジネス研究所の研究員である熊澤慎太郎(くまざわ しんたろう)氏の4人が登壇し、それぞれが自己紹介をした後「どうしたら有田に来てもらえるか」「地方創生をする上で若者に期待すること、若者がすべきことは何か」という2つのトークテーマの下でトークセッションが行われました。

 

トークセッションの中では、若者に有田に来てもらうためには「発信」や「きっかけ作り」、「ブランディング」が必要であるという意見が出され、若者が地方創生をする事については「東京の学生がローカルの学生と連携して地方創生に取り組むのはどうか」「若い世代に寄り添った活動をしていく必要がある」「若い世代の人たちに有田町で楽しんでもらい、愛着をもってもらうべきだ」という意見が共有されました。

 

 

↓トークイベントにて(左から松尾佳昭氏、金氏絵梨奈氏、竹下洋平氏、熊澤慎太郎氏)

 

アクセサリー作りでは、cocosara社の代表である金氏絵梨奈氏とアクサリーチームを中心に、有田焼アクセサリーのデザインを紙粘土と絵の具を使いそれぞれ思い思いの作品をつくっていただきました。

 

参加者がつくった作品の中で商品化出来そうなものは、11月11日(土)11月12日(日)に昭和女子大学で行われる文化祭である秋桜祭にて販売されます。お楽しみに!

 

↓アクセサリー作りにて

 

 

有田皿山節(※4)では小山(こやま)きみ先生の指導の下、参加者全員が両手に有田焼の皿を持ち、踊りに合わせて音を奏でながら円になって踊りました♪

イベントを通して、今回のテーマである「未来を紡ぐ 若者の地方創生」について少しでも自分なりの考えを持ってもらえたら嬉しいです。

この場をお借りして、登壇者の皆様、参加者の皆様に感謝とお礼を申し上げます。

今回の記事ではイベントチームのメンバー3人の感想をご紹介します♪

 

 

★歴史文化学科2年 井手紗央里(いで・さおり)

初めて参加したプロジェクト、初めての有田町への訪問と、初めてづくしの滞在でしたが、有田町の皆様など沢山の方々のご協力で実りあるものとなりました。3年目のプロジェクトに今年初参加の自分が、イベントチームのリーダーや司会という大役を務めさせていただくにあたりとても緊張しました。

 

ですが、有田町やプロジェクトメンバーの皆さんに沢山助けていただき、一緒にイベントを無事終わらせることができました。反省は多々ありますが、それらを次に繋げるためにすべきことは何かを考えつつ、今後の活動をしていけたらと思います。今回のイベントは若者と地方創生をテーマとしていましたが、自分が地方創生のプロジェクトに取り組む意味はなんなのか、今一度考える機会となりました。

 

何か人の役に立つことに取り組んでみたい、自分の興味がある分野に関わってみたいと曖昧な目的で参加したこのプロジェクトで、今後も主体的に活動できるよう努めていきます。

★国際学科3年 石坂友梨(いしさか・ゆり)

今回は、有田で4日間過ごすことができて、今まで以上に有田町の魅力や、有田にいる方々の素敵さを実感することができました。今思い返すと本当にあっという間に時間が過ぎていきました。

まず、今回の有田訪問での1つの山場である、イベントを無事終えることができて、イベントメンバーとしては一安心しました。また、このイベントを通して、イベントを開催する上での難しさを学びました。6月に本プロジェクトが開始し、8月にイベントを開催するという忙しいスケジュールでしたが、イベントに協力していただいた方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

また、予想以上に沢山の方々がイベントに足を運んでいただいたことで、有田町や地方創生に興味を持っている人が多いということを実感できました。そのため、これからの活動にもっと励んで少しでも有田町のためになる活動をしていきたいと改めて思いました。最後に、次回イベントを開催する機会があれば、今回の反省点を活かしてより多くの方々に楽しんでいただけるようなイベントを企画したいと思います。

★ビジネスデザイン学科3年 木下恵里(きのした・えり)

イベントでは司会を務めたのですが、無事に終わってほっとしました。短い準備期間ではあったのですがイベントチームのみんなと協力しながら、それぞれの役割を果たしつつイベント開催が出来たのではないかと思います。

 

トークイベントでは私たち若者と地方創生を掛け合わせたテーマを下に登壇者の方々それぞれの視点でトークをしていただきとても勉強になりました。このイベントを通して、今後の地方創生を考える上でとても役に立ちました。

 

また、現地研修ではよかねARITAプロジェクトのメンバーと磁石場や窯元など様々な場所を巡る中で中が深まり、今後の活動が楽しみになりました!

※1小路庵(しょうじあん)=公選初代有田町長でありTOTOの五代目社長も務めた江副孫右衛門氏の生家で、大正時代に建築されました。国の重要伝統的建造物群保存地区の一画にあります。現在は町に寄贈され、水回りなど現代のライフスタイルに対応した改修がなされ、快適な暮らしをかなえる古民家の再生プランを提案する施設として公開中 https://www.town.arita.lg.jp/main/4163.html

※2cocosara(ココサラ)=佐賀県西松浦郡有田町南原甲に本社のある有田焼のアクセサリー製造・販売会社 https://www.cocosara.jp/

※3Fiom合同会社=Z世代によるZ世代のためのクリエイティブ制作を得意としているクリエイティブカンパニー https://fiom-llc.studio.site/

※4両手に持った陶磁器の皿を、踊りに合わせて器用に打ち鳴らす「皿踊り」。