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松田町:地域ブランディングプロジェクト

2023松田町PJ 現地研修報告(2)

こんにちは。松田町地域ブランディングプロジェクトです。

今回のS-LABO配信は現地研修2回目の活動報告になります。前回の7月26日の藤澤、鄭 の訪問に続いて8月3日は、保土田先生引率のもと、メンバーの高橋、岡田で訪問させていただきました。

〈当日のスケジュール〉

松田町役場鍵和田様とのお打ち合わせ

松田山ハーブガーデン訪問 ⇩

suprapo施設の紹介と、子育て世代向けのマンションの紹介 ⇩

浜膳でお昼ご飯 ⇩

さとうち様を訪問 ⇩

寄七つ星ドッグラン、カフェ訪問

今回は役所の政策推進課の鍵和田様に松田の紹介や現時点での企画のアドバイスなどをしていただきました。ちなみに、「鍵和田」という苗字は松田の地域に多くいるらしく、呼び分けるために基本名前で呼ばれていらっしゃるとのことです!

半日かけてご案内してくださり、とても親切にしていただきました。私達学生にもたくさん話しかけてくださり、こちらも質問をしやすかったためいろいろなお話を伺うことができました。お忙しい中、時間をかけて丁寧に説明してくださりありがとうございました!

〈企画説明〉

私たちが今回提案したのは主に商品開発の企画についてです。

1.柚子やみかんを使ったオレンジピール

→ 収穫しきれなかった柚子、耕作放棄されていたみかんをオレンジピールやオランジェットに加工しなおすことで、松田町の味を知ってもらえるとともに、食品ロスにも取り組むことが出来ます。

2.松田山ハーブガーデンのハーブを使った化粧品

→ ハーブガーデンのハーブを使って化粧品を作り、町のハーブガーデンの魅力を伝えるだけではなく、地域ブランディングという観点からも考えた企画です。商品をブランド化することで、地元で採れたもので作ったという地域ビジネスの可能性と化粧品というリピーターを比較的取得しやすい販売品にすることで、持続可能なビジネスも生まれる可能性。そして、その売り上げの一部をハーブガーデンの維持費等に充てることで、ハーブガーデンも手入れが行き届いたまま維持することができると考えました。

3.ワンちゃんと一緒に食べる、松田町のクッキー

→ 町へ直接訪問を誘導できる広報が何か必要と考え、そこでドッグランを利用して町への訪問者をクッキーとともに確保していく“可能性”のある戦略です。

松田町の風景写真やドッグランのパンフレットも同封し秋桜際にて販売することで、松田町とドッグランの広報として機能させることができるとも考えます。

〈企画についてのアドバイス〉

鍵和田様からのアドバイスとしては、化粧品に関しては化学製品になってしまいもし使用した際に何かあってからだと責任が取れないので、現実的に厳しいとのご意見でした。

他にも、「何をゴールにして何に取り組んでいるのか整理し、スケジュールや役割を立てないと、どんどんたくさん意見が出るばかりで、話が壮大になり全体がぼんやりとしてしまう。結果、取り組む時間が無くなり、企画できなくなってしまう。既に終了する時期は決まっているのだから、取り組みたい企画を1~2個に絞り、スケジュールをたて、誰が何を担当するか表にまとめないと間に合わない。まとめたものを貰えないと、役場としてもどことどうつなぎ、どう協力したらいいか分からない」とアドバイスをしていただけました。

メンバー全員がうなずける内容でとても焦りを感じるとともにまず自分たちが何をしたいか、しなければならないのかを最優先に考え実行に移そうと思いました。

今後はまず、8月中旬までには、何を企画して進めていくか2つに絞り、役割を分担し、今決まっている企画とプラス何かの商品企画をして、形を残すことがいいなと考えました。

〈松田町の各イベントのできた経緯、町事業成功事例の紹介〉

鍵和田様より、この松田町の地域の住民のみなさんと役所の歩みについて詳しく説明いただきました。町全体で意見がまとまることはぼ不可能であり、紆余曲折ありながらも、役所の方々が様々な工夫や努力をして住民のみなさんと対話しながら協働を行ってきたことがよくわかり、役場と住民のみなさんの深い信頼と絆が垣間見られました。

〈松田山ハーブガーデン訪問〉

ハーブガーデンは松田町一体が見渡せる高さの山の上にあり、展望台からの眺めが凄く良かったです。この展望台にはキッチンがありここでレストランの開業を計画中だということです。本当にきれいな眺めでここでいただけるご飯は絶対に美味しいだろうなとワクワクしました。花火大会の際には、有料席として貸し出したらしくいつもより少し贅沢な素敵な思い出になったことでしょう♪実は、松田町は子育て支援に力を入れていて、この山には展望台のほかにもポッポ鉄道、子供館など、子供たちが楽しめる施設が多かったです。この日は、気温が三十度を超えていてとても暑かったのですが、展望台の下で子供たちが遊べる大きなプールがあり、たくさんの子供たちで賑わっていました。見ているほうも心なしか涼しくなりましたよ(^▽^)/

 

〈suprapo施設の紹介と、子育て世代向けのマンションの紹介〉

前述のとおり、松田町は子育て支援に力を入れているそうで研修中もそれを感じる場面がいくつかありました。中でも、suprapoという施設は、松田町の子育て支援施設を中心とした施設で、コワーキングスペースに加えてフィットネスジムやハンバーガーショップ(キッチンカー)、コインランドリーその他各種事業者が入居し、また駐車場を備え、コンビニエンスストアも隣接するなど多様な機能を備えた施設となっています。 (https://www.ashigara-partners.jp/index.php/frontpage/ )この近くには子育て世帯向けのマンションがあり、カラフルな目を引く外観が特徴的でした。ここなら子育てに不安のある家族も心強いし安心できると思いました。道の途中に松田町の中学校があり国内でも珍しい木造の学校がありました。驚くことに、この中学校に通わせたくて松田町に引っ越してくる家族の方々も少なくないそうです。新しくできたらしく、とても綺麗で、こんな中学校に通えたらなとうらやましかったです(笑)

〈さとうちさんを訪問〉

前回と同じ「みやま浜膳」さんでお昼ご飯を食べた後は、前回訪問できなかった「さとうち」さんを訪問しました。とてもきれいなお店で店主の方も

親切で優しい方でした。去年の文化祭での販売で人気となり完売してしまった奴さんクッキーを作っているお店です。(詳しくは前回のS-LABOをご参照ください!)

試食用のクッキーや米粉パンを購入させていただき、また、昭和女子大学の秋桜祭での出店に備えて、去年よりも多くのクッキーを入荷したいとお願いをさせていただきました。秋桜祭が近づいてきた感覚がして、このPJでの活動がより現実味を帯びてきたと思いました。

〈寄七つ星ドッグラン、カフェ訪問〉

最後に寄のドックランとそこに併設されているカフェを訪問しました。ドックランは想像していたよりも広く大きなワンちゃんも元気よく走り回っていました!飼い主さんが休めるカフェも併設しており木造の綺麗な店内が印象的でした。そこではドックランの経営に携わっている御簾納様にはじめてご挨拶することが出来ました。私たちは松田町の特産品を取り入れたワンちゃんに関する商品の開発も視野に入れていたのでそれについて相談してみました。しかし、もうそういった商品はあるということだったのでこの企画を御簾納様にお願いするのはどうだろうとも考えました。カフェでは私たちはブルーベリーと梅のジュースを飲みました。果肉感があり新鮮で、後味はすっきりとしていてとてもおいしかったです。こういった美味しいジュースなどを学校のカフェで販売するのはどうだろうかとメンバーで話し合っています。このように、新しい企画も思いついたりとたくさんの収穫があった一日でした。

以上で二回目の現地訪問の報告とさせていただきます。

改めて、訪問にご協力いただきました役所の鍵和田様、並びに現地のお店の方々、そして保土田先生ありがとうございました。

Instagramももうすぐ始動できるように準備を進めています!S-LABOに載せきれなかった写真などどんどん投稿していくつもりですので、ぜひ、楽しみにしていてください!

 

SNSチーム 岡田