こんにちは。

鶴岡再発見！プロジェクトです。

9月23日(水)に第9回目となるオンライン研修が行われました。

　今回のオンライン研修では、鶴岡市に本社がある｢Spiber株式会社｣の方にお話を伺いました。

　｢Spiber株式会社｣は、2007年9月26日に設立した世界規模の問題解決を構造タンパク質の産業普及を通して本気で目指している会社です。

　私たちの住む地球では二酸化炭素の排出量増加によって、温室効果による気候変動の加速が問題となっています。また、プラスチックゴミが海に流出され生じるマイクロプラスチック問題は地球規模の大きな課題になっています。問題を解決するために、「Spiber株式会社｣は大量消費型の社会から資源循環型サスティナブル社会に変換するために様々な研究を行っているそうです。

　そこで、蜘蛛の糸に注目し、天然の蜘蛛からデータを収集し、その遺伝子を微生物に導入し、目的のタンパク質を生産しているそうです。そのため、会社名は「Spider(蜘蛛)｣と｢Fiber(繊維)」を組み合わせて名づけられています。この研究により、プラスチックや二酸化炭素の排出量を抑えられるそうです。

　今回の研修で、鶴岡市に本社をおく企業について学ぶことができました。また、鶴岡に本社を設立した理由として近くに研究所があり、自然でリフレッシュしながら研究に没頭できる等とおっしゃっていて、鶴岡市だからこそできることを知ることができました。今後、ビジネスプランを考えていく上で活用していきたいです。