STUDENT ACTIVITY

メニューを開く

S-LABO
プロジェクト活動

調査研究・その他

学園イメージソングプロジェクト

【楽曲完成までの道のり】(2)歌詞編纂 -4-

3はこちら

[ サビ以外歌詞候補出し ]

 サビと同じような要領で編纂していきましたが、一度ではなかなか決定しませんでした。
昼休みの約30分間を利用したミーティングをほぼ毎日行いました。
 

▲音の数を数えながら「歌いやすいか」「違和感はないか?」といった視点からフレーズを検討する
 
 1人一案出して議論したり、行き詰まる度にテーマやサビを振り返ったりしました。

 歌の流れが自然か、歌全体にまとまりがあるかどうか、などバランスを考えつつ、昭和学園に関わる人々の共感を呼べるようなフレーズを、決まった文字数で取り入れなくてはならないため、作業は難航しました。

 〔微調整〕
一度決定した歌詞も、何度も微調整をし、細部までこだわりました。
その過程で、学園の歴史や方針と方向性が合っているか、長く愛されるものになるかの議論を徹底的に行いました。

「夜明けの空に光さす」や「光る木の葉」などの言葉のインスピレーションとなった、本学の創立者人見圓吉氏の「開講の詞」や、本学OGの同窓会の歴史について調べるなど、1つ1つの言葉の裏付けを丁寧にとりました。
色褪せてしまう言葉はないかについても慎重に検討しました。

サビ直前の英語の部分は、はじめは日本語としていましたが、3文字ではあまり意味を含められる言葉がない上、歌の流れがしっくりこないということで、3単語組み込める英語の歌詞を採用しました。

[ タイトル決め ]

タイトル決めはこれらの中で最も苦戦したことです。
秋桜祭披露後も、英語のタイトルが歌詞の意味と合致するか議論となり、英語を専門とする教授に確認しました。

秋桜祭初披露の時点では「あなたの夢」に焦点を当てた応援歌的なニュアンスの強い、“For Your dream”でしたが、より適切に歌詞を表現するため、最終的に「自分も含め、一人一人が夢の実現のために進んでいく」という意味を持つ、“For Our Dreams”となりました。

[ おわりに ]

応募作品すべてを歌詞に取り入れることはできないので、採用できなかったものも沢山あります。
しかし、すべての応募に目を通し、歌詞をそのまま採用しなくとも、皆さんが持つ昭和のイメージを反映し、歌い継いでいけるような歌詞にしようと会議に会議を重ね、「For Our Dreams」は現在の形となりました。
改めて、歌詞を応募してくださった皆さんをはじめ、編纂作業に携わってくださった全ての方々、本当にありがとうございました!!