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地方創生×SDGs共同研究・実証プロジェクト

【千葉県香取市・SDGs共同研究➆(渋川視察編)】

こんにちは!

SDGs共同研究香取チームです!

 

前回記事では「2. 視察の模様」について途中まで話をしてきました。

本記事ではその続き及び視察を踏まえた総括について書いていきます。

 

目次

  1. なぜ渋川なのか

  2. 視察の模様 ここ

  3. 今回の視察の総括

 

 

2.  視察の模様

渋川の中心街は温泉街になっています。かの有名な渋川温泉と呼ばれる場所です。

階段で上まで続いているのですが、これが中々きつく、休憩をしながら上に登っていきます。

街全体との特徴としてはやはり古い町並みがあるのですが、一方でコンセプトのようなものが不明で、

各お店がスタンドアローンでお客さんにコンテンツを提供している状態が見受けられました。

 

その中でも多く見られたのが、「射的屋さん」で、理由が気になった私達は店主の方々に聞いてみました。

しかし、どの店主の方も口を揃えて「先代のを継いだだけ」とのこと。

既に観光地化されていて、何もしないでも観光客が来ている現状があるため、

どのお店も特に何か特別なことをしている方という訳ではなく、自然と人が来ている現状があると私達は考えました。

 

その仮説を検証すべく、急遽アポを取り観光協会の方に気になる質問を当ててみることにしました。

そこで聞いたのは、渋川は昔から温泉地として栄えているために、特に誰かが主導して何かをしているという訳ではなく

来ている人達に対してビジネスをする事で経済が回っているので誰一人として課題感を持っていないというお話でした。

 

これには私達も驚き、また、人々が渋川=温泉という認識をしているように

その土地名を聞くだけでイメージができるほどの強い観光地があれば人は勝手に来るのだと知りました。

 

3. 今回の視察の総括

今回の視察を終えて、色々と学生は考えることが多かったようで

特に、香取の方々が観光客を捕まえようと色々と画策しているのに対し、

何も考えずとも観光客が来るという渋川の現状を見ると、

そのように長期的に機能する仕組みとしての観光をしなければ、観光振興は一過性のものとなってしまうと言う事を

高校生ながらに理解することができたのは非常に良い学びなのではないかと考えます。

 

また、特産品や地元の方々の地場産業への理解の重要性を知りました。

それを設けることで来た人は少なくともそこにはお金を落とすことに繋がります。

 

この視察を通して、同時に香取市の課題点や可能性も見えてきたと思います。

香取市は特産品になりうるものも観光資源も多く存在しています。

 

あとはそのような点をどのように線にするのか、誰が線を引くのかといった点ところが重要なのではないかと考えます。

そして、その線を引ける人に私達がなっていければ良いと考えました。

 

最終発表に向けて、次回の打ち合わせでは今回の振り返りと最終発表イメージを作っていきたいと思います。