地域貢献活動
地方創生×SDGs共同研究・実証プロジェクト
【千葉県香取市・SDGs共同研究⑥(川越視察編②)】
こんにちは!
SDGs共同研究香取チームです!
引き続き川越視察の模様をお伝え致します。
先ほどの産業観光館にてお聞きした場所を中心に回っていきます。
香取市との違いとして、川越は食べ歩きができるお店が非常に多い為、食べ歩きにて昼食を済ませます。
いも恋は川越の特産であるサツマイモとあんこを合わせた大人気の銘菓。
このように「川越といえば」を満たせるお土産があるのは強いと感じます。
また昔ながらの街並みを生かした駄菓子横丁も。
自分たちならではの強みをよく理解した上で観光誘致をしている印象です。
また、横丁という言葉からもわかるように、近隣の方同士が連携し、
一つの通りを作り上げている点も非常に学ぶべき点であると感じます。
地方において、近隣の方同士が協力して一貫性を持って一つのものを作り上げることはそう簡単ではないです。
これは、一般論としての挙げられる属人的な人柄や古来から続く利権などが要因の一つとして挙げられるかと思います。
しかし、単体でも魅力的なお店同士が協力して通り全体を賑やかにすることでより多くの観光客を誘致できると考えます。
これは駄菓子横丁全体の写真ですが、横のつながりを生かすことで結果としてとても多くの方々が来て店毎の違いを楽しんでいました。
香取市もそのような身近な所から連携を強化し、
マスで人を呼ぶことができる仕組みを作れたらより良いのではないかといった意見も高校生からは出てきました。
また、丁度私達が視察に訪れた際に川越の横の繋がりの強さを示すイベントが行われておりました。
それがこの川越ファーマーズマーケットです。
その店舗数なんと100店舗以上!
主催者の方を紹介して頂きお話をしていたのですが、川越にあるほぼ全ての個人経営のお店が出店しているとのことです。
本来競合であるはずの店舗同士がこのように手を組むことで、ここまで大きなことが出来るのかと感動しました。
高校生達もその規模感には圧倒されており、
香取市が観光地としてより栄えるようにする為にどうすれば良いのか考える良いきっかけにもなりました。
今回の視察で、同じ小江戸として多くの観光客誘致に成功している川越の事例を見て、
高校生達なりに地元の改善点や強みを発見する良いきっかけになったと思います。
この発見を大切に、私達大学生がファシリテートすることでかけがえのない財産へと変換できるよう
発表に向けて話し合いを重ねていきたいと思います。