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地域貢献活動 調査研究・その他

『東京で識る東北』プロジェクト

【学生レポート】現地訪問(7)JR女川駅、ホテル・エルファロ、シーパルピア女川の洋 食レストラン「りぼん」

POST2019.11.06
    こんにちは。英語コミュニケーション学科1年の山下さくらです。

    石巻でのサイクリングで心地よい汗を流したあと、私たちはJR石巻線で女川駅に向かいました。到着したのは18時23分。すでにあたりは真っ暗です。2011年3月11日の東日本大震災で旧駅舎や電車が津波で流され、新しい駅舎が完成したのはそれから4年後の2015年3月。元の駅舎があった場所から約200メートル内陸の高台に建てられたそうです。

    下の写真は、翌朝、明るくなってから撮影した女川駅です。緩やかな勾配の三角屋根は「羽ばたくウミネコ」をイメージしているとのこと。2階には町営の温浴施設「女川温泉ゆぽっぽ」があり心が惹かれましたが、のんびりもしていられません。この日の宿である駅から歩いてすぐのホテル・エルファロに向かいました。

    女川駅

    (JR女川駅の駅舎。「羽ばたくウミネコ」に見えますか)

     

    ホテル・エルファロは、東日本大震災で被害を受けた地元の旅館経営者が共同で宿泊施設を立ち上げたことから始まります。エルファロとはスペイン語で「灯台」を意味していて、女川の街を中心に、被災地を、そして日本を照らしていきたいという思いが込められているそうです。そういう地元の人たちの想いがこもった、温かい雰囲気に包まれた、素敵なホテルです。

    IMG_0390

    (ホテル・エルファロのトレーラーハウス。パステルカラーで塗り分けられ、とてもかわいいですよね!)

     

    私が泊まったのは、緑色のトレーラーハウスでした~

    宿泊プランやアクティビティもたくさんあり、BBQや焚火、美味しい朝食も楽しむことができるホテルです。それに、素泊まりだと結構安く泊まれます。

    IMG_0211

    (私が泊まった501号室の看板!?)

     

    トレーラーハウスの壁に取り付けられた部屋番号の看板(?)も、いろいろな種類の柄があって、とてもかわいいんです。プロジェクトのメンバーはみんな写真を撮っていました!

    一般的な旅館とは違った「ドキドキ感」を持って、このトレーラーハウスで過ごすことができました。また女川に来ることがあったら、絶対泊まりたいと思えるホテルです!前に書いたように女川駅には温泉施設もあるので、ゆっくりと時間を過ごせると思います。

    さて、ホテル・エルファロで居心地よくぐっすり眠る前に、女川での夜ご飯は洋食レストラン「りぼん」でいただきました。このお店があるのは、「シーパルピア女川」といって、震災後に移設・建設された女川駅から女川湾方面に向かう通路沿いに2015年12月にオープンした商業施設です。ここは「海が見える公園のまち」をアピールしているのですが、残念ながら夜だったので、海を見ることはできませんでした。

    「りぼん」があるのは、シーパルピア女川の真ん中で、私たちだけの貸し切り状態でした。お店の中はどこか落ち着いた雰囲気があり、その中でいただく料理はどれも絶品です!海産物を使ったメニューもたくさんあり、どれも美味しそうでした!みんないろんな種類の料理をシェアして食べていました。下の写真を見てください。みんな楽しそうでしょう?

    りぼん

    (洋食レストラン「りぼん」の店内。ハイ!ポーズ!!)

     

    次に、ここでいただいた料理を紹介します~

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    大きなエビがどーんと入ったパスタ!
    エビがぷりぷりで、おいしかったです!
    ウニのパスタや季節限定のパスタもたくさんあるんですよ~。

     

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    このステーキ!高級感ありますよね~
    このお肉も最高においしかったです!お肉料理はほかにも、ハンバーグや、鴨、豚、牛、ポテトが乗った贅沢な「にく森」というメニューもありました。洋食レストラン「りぼん」はランチもディナーも営業しているので、女川に訪れた際はおしゃれな店内と海産物を楽しんでみてください。

    (英語コミュニケーション学科1年・山下さくら)