企業連携プロジェクト
【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】よかねARITAプロジェクト
【東京イベント】有田の魅力伝えちゃうぞin東京を開催しました!
みなさまこんにちは!
よかねARITAプロジェクトの食安全マネジメント学科3年若杉妃菜(わかすぎ・ひな)です。
11月30日にプロジェクト初の東京開催のイベントを昭和女子大学現代ビジネス研究所と佐賀県有田町が主催する(企画・運営:よかねARITAプロジェクト)「有田の魅力伝えちゃうぞ in 東京」を開催いたしました。
今回はその様子と登壇者、プロジェクトメンバーからのコメントを紹介していきます♪
イベントは昭和女子大学デジタルスクエア1,2で開催され、学生17名に参加いただきました。(うち8名が昭和女子大学生)
9月ごろからイベントチームで企画を構想し、集客など苦戦する部分も多かったですが、無事にイベントが大盛況のうちに終わることができとても嬉しく感じています。
当日の様子を1部から順に紹介していきます!
★第1部:有田町の魅力まるわかりツアー
①有田町ツアーin 東京(30分)
東京圏の学生対象に行った事前アンケートから、「有田焼は知っているけれど、有田町についてはあまり知らない」という割合が大きいということが分かりました。そこで、よかねARITAプロジェクトメンバーが有田町で撮影した写真を展示して擬似ツアーを行い、参加者の皆さまに有田町の魅力をお伝えしました!
*メンバーがガイドを行っている様子
②トークセッション(40分)
・登壇者:金子 あさひ (かねこ・あさひ)様、蒲地 陽太朗(かもち・ようたろう) 様、青木 菜摘 (あおき・なつみ)様、よかねARITAプロジェクト学生メンバー中村 玲季(なかむら・たまき)
・有田町出身で現在有田町で働いている方・現在関東在住で働いている方・有田町にルーツを持つ東京の大学生・よかねARITAプロジェクト3年継続参加の昭和女子大学生、それぞれ有田町に関わりつつも異なるバックグラウンドを持つ同世代4名のトークセッションです。「有田町ツアー in 東京」にて参加者に有田町の魅力を伝えることから発展し、”有田町という地域と関わり続ける”という点にフォーカスし、「あなたにとって有田町とは?」や「有田町のすきなところ」などのテーマを設け、登壇者と一緒に地域の活性化について若者の視点から考えました。
*トークセッションの様子
ご登壇いただいた4名の方に感想をいただきました。
◎トークセッション登壇者
○有田町インターン経験・有田町出身 金子あさひ
佐賀県有田町出身。実家は有田焼の問屋。九州産業大卒。
現在は埼玉県在住だが、将来有田町に帰ることを決めている。
お声がけいただいた時はトークセッションという字面に一瞬怯みましたが、東京でこんな機会はもう2度と無かろうと思い切って参加させていただきました。
事前に打ち合わせもありましたが、学生さん主体となっていらっしゃる様子を拝見し、自分の頃はここまでできなかったなぁと思わず感心しました。
イベント終了後の感想では、「有田に行ってみたい」「知らなかったけど興味が湧いた」という声を貰いました。一度でもいいからとにかく有田に来てみて欲しいという思いで参加したので、このような声を貰って本当に嬉しくやってよかったと感じました。
今回をきっかけに有田を訪れてくれる人が増え、今後も皆様とのご縁が続けばこれ以上嬉しいことはありません。
貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
○慶應義塾大学・有田観光協会東京特派員 蒲地陽太朗
東京都出身。慶應義塾大学2年。祖父が有田町出身で、幼い頃から有田焼に親しみながら育つ。高校2年生の頃に、有田焼産業の衰退の現状に対し行動を起こし、有田観光協会東京特派員に任命される。公式サイト内で東京に住む若者の視点で有田町・有田焼の魅力を発信。
この度、よかねARITAプロジェクトの皆さまが企画された「有田の魅力伝えちゃうぞin東京」に参加させていただきました慶應義塾大学2年の蒲地陽太朗です。
私とプロジェクトメンバーの皆さまとの出会いは、先日東京の南青山で開催された有田焼のイベントで偶然同席したことがきっかけでした。元々、私は一方的に有田町で様々な地域活動をされている昭和女子大学の皆さまを認知していた為、少しでもお話ができればと声をおかけしたことがきっかけで今回のイベントにお誘いいただくこととなりました。
実際イベントに参加させていただくことができて、強く感じたことは「有田町・有田焼の現状に対し、何かできることがないか」を自分ごと化して課題や問題を捉えている皆さまの有田焼への愛と熱量に圧倒され、自分も一緒に関わって化学反応を起こしたい!と強く思いました。
有田町という物理的に遠い地域と関わる上で、東京でできること、東京の若者だからこそできることは何かを考え、積極的にイベントの企画・運営をされている姿を見て、自分も今の活動以上により多くの可能性を実感した刺激ある時間でした。
よかねARITAプロジェクトの皆さま、現代ビジネス研究所の熊澤慎太郎さま、そしてアドバイザーの磯野彰彦さま、この度は貴重な機会にお呼びいただきありがとうございました。ぜひ、また何か新しいアイディアで有田町・有田焼の魅力を伝えられるよう私自身も頑張っていきたいと思っているので、また何かの形でコラボレーションさせていただけると嬉しいです!
○有田町まちづくり課 青木菜摘
佐賀県有田町出身。2022年有田町役場に入職。
有田町役場まちづくり課にて男女共同参画などを担当。
みなさんこんにちは!
私は有田町役場まちづくり課の青木と申します!
今回は昭和女子大学よかねARITAプロジェクトの皆様と一緒に「有田の魅力伝えちゃうぞ!in東京」イベントに参加させていただきました。
今回のイベントでは登壇者として出席する機会をいただきました。有田町で生まれ育ち、有田町で働く者としての視点から、東京の大学生に向けてお話しました。
トークセッションの中で他の登壇者が発言されていた「少し不便な所も有田町の良さ」という言葉がとても共感でき、都会には無い有田町ならではの魅力をもっともっと伝えたい!と感じました。
東京の大学生から見た有田町の課題について、「駅前がもっと賑わって欲しい」など貴重な意見をリアルで聞くことができ、とても参考になりました。
有田町に行きたい!と思ってもらえるような町にするために、課題解決に向けて精一杯取り組んでいきたいと思います。
実際に有田町に足を運んでいただき、有田町の焼き物の伝統・豊かな自然・人の温かさを肌で感じていただきたいです。きっと大満足の旅になると思います!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
また、有田町の魅力発信のためにイベントに携わってくださった、昭和女子大学よかねARITAプロジェクトの皆様ありがとうございました!!
第2部 ワークショップ
有田町のマップを使い、グループに分かれて「有田町の魅力・その魅力をどう発信すれば効果的?どんなものがあったら有田町に行きたいと思うか?」と「有田町に移住し、就職先として選ぶにはどうしたらよいか」の2つのテーマで有田町について考え、付箋に書き出したものを模造紙に貼り付けていくワークショップを行いました。
参加者同士で積極的に意見を出し合い模造紙が付箋で埋まるほど盛り上がりました!
*ワークショップの様子
第3部 交流タイム
参加者に好きな有田焼の豆皿を選んでもらい、有田町のお菓子を乗せ写真を撮ってもらいました!今まではあまり意識したことがなかったかもしれませんが、実際の有田焼に触れることで、有田焼×食の魅力をお伝えすることができたのではないかと思います。
選んでもらった豆皿は参加者にプレゼントしたので、ぜひお家でも有田焼を使い楽しんでもらうきっかけになればと思います。
イベント全体を通して、元々有田町を知らなかった人たちにも有田町の観光地や有田焼の魅力、そしてトークセッションを通して人の温かさという魅力についても知ってもらうことが出来たのではないかと考えています。
「有田町に行ってみたくなった」や豆皿を見て、「有田焼のイメージが広がった」などという声を参加者から聞くことができ、少しでも有田町に興味を持ち訪れてみたいと思ってくれる人が増えたらいいなと思います!
最後に、東京イベントチームの感想です!
昭和女子大学よかねARITAプロジェクト
国際学科4年中村玲季(なかむら・たまき)
私は現地イベントを担当したのち、今回の東京イベントではトークセッションの登壇者として参加し企画にも携わらせていただきました。「東京で有田の魅力を伝える」という新しい試みに、どのようにしたら楽しんでもらえるのか・どうしたら私たちが知った有田町の魅力を伝えられるのか、とたくさん試行錯誤しました。
そこで、有田観光協会の「有田観光まちなかガイド」のガイドの方が着用される黄色いベストを着て写真の前でガイドをしたら楽しそう!と思いつき、ベストをお貸出しいただき「有田町ツアー」を実施しました。ちょっとした思いつきから、行動に移し、実際に黄色いベストを着たメンバーがガイドを行っていたり参加者の皆さまが楽しそうに聞いてくださったりしている光景を見られたことはとても感慨深く、企画の楽しさを実感しました。これを通して有田町の魅力を少しでも体感していただけたのではないかと思います。「行ってみたいと思った」「有田焼だけではない有田町の魅力が伝わった」という声が大変嬉しかったです。
そして、トークセッションでは有田町の魅力を伝えつつ、課題点も挙げることで、地域活性化の観点でも参加者と一緒に考えることができたと感じています。外から見た有田町・内から見た有田町でも、課題認識やそれに対する考え方が少しずつ異なることに気がつきました。
個人的には、「あなたにとって有田町とは?」という質問に、「故郷」「第2の故郷」と回答が揃ったことが大変印象に残っております。
よかねARITAプロジェクト3年間の活動で、有田町の皆さま・先生方から貴重な経験をさせていただけていることに大変感謝しております。
この経験を活かし、プロジェクトや大学卒業後にも有田町に恩返しができるよう努めてまいります。
昭和女子大学よかねARITAプロジェクト
食安全マネジメント学科3年若杉妃菜(わかすぎ・ひな)
私は今年度2度目のよかねARITAプロジェクトへの参加で、今回のイベント「有田の魅力伝えちゃうぞin東京」では、東京イベント係として企画・運営を行いました。
今までもプロジェクト活動は行ってきましたが、イベントを一から企画・運営することは初めての経験でした。今回はよかねARITAプロジェクトとしても初の試みである首都圏の人を対象にしたものだったので、まずは有田町を訪れたこともなく知らない人たちに伝えるには”有田焼”の魅力を伝えようという思いから企画していきました。
私も元々お皿でそんなに見栄えが違うのかなと思っていたのですが、様々な窯元さんの有田焼を見ていると少しずつ味が異なりこのお皿だったらどんな食品を置くのが合うのかな~と考えられるようになりました。昨今では、片付けが大変だったり値段が張ってしまう点からお皿にこだわらない人も若者を中心に増えているかと思います。
そんな若い人を中心に、まだまだ勉強中ではありますが私の感じた”有田焼”の魅力や食品と一緒にお皿も選ぶという楽しみを伝えたい!と思い、秋の陶磁器まつりに行き1つ1つ手に取り参加者へのプレゼントの豆皿を選びました。選びながらも有田焼を彷彿とさせるお皿や真っ白のお皿、果物が描いてあるものなどたくさんあり本当に迷ってしまい、改めて有田焼の多様さ、奥深さを感じました。
イベント第3部で有田町のお菓子とともに豆皿を選んでもらうと、「有田焼は青色のイメージがあったから真っ白のものがあり気になった。かわいい!」などの参加者からの感想を聞くことが出来、少しでも有田焼の魅力が伝わり、身近になれば嬉しいなと思いました。
また、第1,2部のトークセッションとワークショップでは、有田町について視点の異なる登壇者の方をお招きしそれぞれの思う有田町についてお話していただきました。その話をもとにワークショップでは有田町をPRするためにどうしたらよいか、就職したいと思う町にするためにはというテーマで意見だしをしてもらいました。
もちろん実際に足を運んでこそ、有田町の温かさが身をもって実感できると思いますが、都内にいながらも少しでも有田町へ関心を向けてもらえたらと思っています。
今回のイベントでの反省点は生かしつつ、今後も少しでも都内にいながら有田町に貢献できるよう、精一杯活動してまいります。
そしてまた必ず有田町を訪れパワーチャージをしてこようと思います!
昭和女子大学よかねARITAプロジェクト
食安全マネジメント学科2年金尾里奈(かなお・りな)
東京イベントは、よかねARITAプロジェクトにとって初めての試みでした。そのため、企画から運営までをゼロから自分たちで考える必要があり大変な部分も多かったですが、その分自分たちのアイデアを形にできる貴重な場となり、とても楽しかったです。また、同じチームに学年が上の若杉さんがいらっしゃったことで、吸収できることは吸収しながら自分にできることを考えて行動できたと思います。しかし、スケジュール管理が徹底できず、計画通りに進められなかったことが反省点の一つです。これらの学びを生かしてこれからの活動に取り組んでいきたいです。