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東伊豆町魅力発信プロジェクト

服部先生に講義していただきました! & 現地研修報告

みなさんこんにちは! 2024東伊豆魅力発信プロジェクトです。

9/9に「食文化」を中心テーマに國學院大學の服部比呂美先生に講義していただきました。お忙しい中お時間をとっていただきありがとうございます。

はじめに、日本では和食が世界遺産に登録されてから行政が食文化に力を入れるようになったと伺いました。東伊豆町でも特産の寒天やニューサマーオレンジなどを使った食品が作られているので、興味深く講義を拝聴しました。

次に「葉包み食」について講義していただきました。かしわ餅は、地域や身分によって異なる葉や調理法で食べられており、地域別ではざっくりと東北では笹が、西日本では茅が用いられていることを学びました。また、かしわ餅の「かしわ」は、柏の葉のみが使われているから呼ばれているのではなく、器に乗せていることに由来しているため地域によっては朴や樫の葉で作られているものもあることを初めて知りました。もし他の地域で「葉包み食」を食べる機会がある時は意識して食べてみたいと思いました。

また、講義をしていただいた9/9は重陽の節供です。この日、東伊豆町では全国的にも珍しい、ハンマアサマという人形送りの行事が行われており、サルトリイバラのかしわ餅がお供えされていることを学びました。稲取ではサルトリイバラで作られたかしわ餅をフクダンバラと呼び、お供え物以外でもお祭りなどでも作られることを知りました。今ではお供えが行われていることは少なくなっているそうですが、ホットケーキミックスを使うなど現代に合った作り方もされているのだそうです。

そして葉の活用には食法や神仏への供え物、食品の保存のため、食品携帯の利便性、蒸す・焼くなどの調理のため、香りづけなどの食の嗜好のためなどいくつもの方法があることを学び、昔の人達の知恵が多くあることに感動しました。郷土料理ではきちんと測ることよりも加減を大切にしていることをお聞きして、俗にいう家庭の味とは個人のさじ加減で作られていくものだと実感しました。

改めて、2回に渡り講義をしてくださった服部先生、ありがとうございました。

 

そして、最後に先月行われた日帰り研修の最終レポートです。

今回ご紹介させていただくのは「熱川バナナワニ園」です。熱川バナナワニ園様は大学祭で私たちの出店にもご協力いただける予定なので、この告知でも詳しくご紹介させていただきたいと考えております。

「熱川バナナワニ園」は本園のワニ園と植物園、そして分園の果樹園に分かれており、私たちは全て見学させていただきました。HPがとても見やすく訪問前から楽しみでしたが、実際訪れてみて、POPな説明書きが所々にあり詳しく理解しながら展示物を見ることができました。

分園の果樹園にはフルーツパーラーがあり、バナナワニ園で育てられた果物を使ったスイーツがたくさん用意されています。どれも美味しい!!😊ということで、、、、、

パフェや大福を頂きました😋

また期間限定イベントも多く開催されているので、いつ行っても楽しめると思います! 私たちは「謎解き」に参加してみたのですが、園内を見ながら取り組むことができ、大いに盛り上がりました。

ご案内いただいた神山園長、太田様、大橋様ありがとうございました。

来週には、念願!の宿泊研修が予定されています。次回は宿泊研修についてのレポートを投稿予定です!!