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東伊豆町魅力発信プロジェクト

稲取 細野高原のご紹介!

みなさんこんにちは! 2024東伊豆魅力発信プロジェクトです!

今回は先日の日帰り研修で熊谷様にご案内いただいた稲取細野高原について詳しく紹介します!

まず、稲取 細野高原の「稲取」の地名は、当地が天城山からの河川の侵食(泥流)により出来た地形で、水を通しにくい性質のため、自作で稲🌾がとれず近隣から取ってきていたことから由来しているそうです。

この特徴的な斜面を利用して稲取 細野高原付近では現在、みかんやカーネーションの栽培が盛んです。

そんな稲取 細野高原は駅から車で15分ほどの場所にあります。高原の麓の駐車場からは歩いて散策することができます。

広さはおよそ125ヘクタールで東京ドーム26個分に相当します😯

秋にはあたり一面の金色のススキを眺めることができます!

 

私たちは前回の投稿で紹介した『クロモジ』の枝と葉から抽出したお茶をいただきました。

こちらが『クロモジ』です

葉の茎の部分が黒くなると黒文字のように見えるため『クロモジ』と名付けられたそうです!

こちらが『クロモジ』の枝🪵から抽出したものです

クロモジ独特の香りがあり味わい深かったです

こちらが『クロモジ』の葉🌿から抽出したものです

枝から抽出されたものよりさっぱりして爽やかな味でした

どちらもとても美味しかったです😁

学生には枝から抽出されたお茶の方が人気でした!

 

高原の頂上に登るためには現状として歩くしか方法がなく、もっと多くの人が気軽に訪れることができるにはどうすれば良いのかというような話をしつつ、車で頂上付近まで送迎していただきました。🚙💨

また、稲取細野高原について詳しく教えていただきました。

古くからここ一帯は農作のための肥料としてススキ🌾が使われており、細野高原は「茅場」として賑わっていました。

茅場では毎年山焼きをしないとうまくススキが育たず、また、山焼きをしないと、すぐ木が生えて森になってしまいます。

そのため現在も需要は減りつつありますが、地域の方々総出で山焼き🏔🔥を行っています。

そして、山焼きをするためには延焼を防ぐため、始めに草原の縁を手作業で刈らなければならず、多くの人手が必要ですが若者の地元離れなどにより年々作業する人の数が減っていることが課題になっています。

写真で濃い緑に見える部分はすでに森になってしまった部分です。

さらには高原の私道は地元の方々が自ら敷いたものであることを聞き、高原がどれだけ地域の方々に愛されているのかを知ることができました。

 

今回の訪問を通し、都会では感じることのない住民と地域の自然との結びつきについて触れることができ、さらに東伊豆町の魅力を広く、多くの世代に伝えていきたいと思いました。

お忙しい中案内してくださった熊谷様、太田様、大橋様、鈴木様ありがとうございました。

 

次回は9月上旬に日帰り研修最終レポートと第2回服部先生の講義の2点に関して投稿予定です! お楽しみに🙌