Slabo　９月４日

皆さんこんにちは！

ビジネスデザイン学科２年　木下恵里（きのした・えり）です。

まず初めに今年度のチームについて紹介します。今年度の「よかねARITA」プロジェクトは、６月に新たに１年生から３年生の有志で集まったメンバー１２人で活動を始めました。

主に今年は、11月12日、13日に開催される昭和女子大学の学園「秋桜（コスモス）祭」で、cocosara社（※）に協力していただいて作る有田焼オリジナルアクセサリーの販売や、11月19日から23日まで現地で開催される「第18回秋の有田陶磁器まつり」で、メンバー1人1人が「推し」とする有田焼の販売、さらに会場をお借りして交流スペースを設け、地元の方々と交流することを目標に活動していきます。

昨年と同様、私たちはこれらの活動を通して、有田町の課題解決と活性化に向けて頑張ります。

また、８月６日には、昨年に続いて「地域経済の課題を解決するR（Region）プロジェクト大会」にオンラインで参加しました。

この大会は東京や関西、九州から７つの大学・チームが参加しました。それぞれのチームが情報収集をし、地域課題に対しての解決策や、商品プランなどを発表しました。チームの発表が終わると、特定非営利活動法人「灯（とも）す屋」※代表理事の佐々木元康（ささき・もとやす）さんが、有田町で取り組んでいる地域活性化の活動を紹介してくれました。

メンバーが全員そろわず４人での参加となりましたが、無事発表を終えることができました。他の大学の方から「世田谷にある昭和女子大学の学生がなぜ有田町の地域活性化に取り組んでいるのか」という質問をいただくなど、私たちの活動に対して興味を持ってもらえたことがうれしかったです。

先生方の審査の結果、私たちは「オリジナリティ賞」を受賞しました。

以下、大会に出場した感想をお伝えします。

●ビジネスデザイン学科２年　木下恵里

私は昨年もRプロジェクト大会に出場したのですが、昨年とは違う、自分たちでは考えつかないような他大学の発想を知ることができて良かったです。その中でオリジナリティ賞を受賞することができて大変嬉しく思います。これからも他大学に負けないように私たちも有田町の地域活性化で頑張りたいです。

●環境デザイン学科３年　高坂采花（こうさか・あやか）

私は発表のためのプレゼン原稿を考え、本番ではプレゼンターを担当しました。プレゼンは大学の授業で何度も経験していましたが、10分間話し続ける機会は初めてでした。他大学の学生や先生が聞いているというプレッシャーがありましたが、発表が始まると落ち着いて楽しく話すことができました。今回Rプロジェクト大会でプレゼンをした経験は、間違いなく自分の糧になったと思います。

●現代教養学科２年　関根日向子（せきね・ひなこ）

どのチームも、データの分析をすることで、地域の現状と課題、課題解決提案について説得力のある発表をされていて、とても勉強になりました。Rプロジェクトに参加させていただいたことに感謝し、今後に活かしたいと思います。特に印象に残ったのは、佐賀大学の陶磁器を使った佐賀、長崎を中心とした新たなツアーの提案です。そのツアーは、肥前焼きもの圏8つの窯を巡り、陶磁器のカケラを集め、ブレスレット完成を目指すというものです。ツアーに参加することをきっかけに多くの地域に興味を持っていただくことができるため、非常に良いアイディアだと思いました。また、特定非営利活動法人灯す屋の佐々木様のお話を伺い、有田の人たちの日常的な暮らしの魅力を発信したいという言葉が印象に残りました。よかねARITAプロジェクトでは、有田の人との関わりを大切にしていきたいと思います。

●ビジネスデザイン学科２年　渡邊春灯（わたなべ・はるひ）

Rプロジェクトでは金融面、福祉面、経営面、医療面など多くの見方からそれぞれの大学の学生が意見を共有し合い、とても有意義な時間を過ごしました。質疑応答、講評、ディスカッションの時間の時間もありオンラインの中でも学生同士濃い関わりが出来ました。今回参加した経験は、自身の成長、今後を考えるにあたりとても役に立ったと思います。ありがとうございました。

↓Rプロジェクトではオリジナル賞を頂きました！

2022R大会賞状＿木下恵里（昭和女子大学）

写真は8月20日に今年度初めてキャンパス内で対面で行ったミーティングの様子です。

※cocosara（ココサラ）＝佐賀県西松浦郡有田町南原甲に本社のある有田焼のアクセサリー製造・販売会社　https://www.cocosara.jp/

※特定非営利活動法人灯す屋＝佐賀県西松浦郡有田町大樽に本社のある空き家物件の利活用や移住・定住の支援を軸に様々な活動を行う会社　https://tomosuya.com/