地域貢献活動
食を通じた地域支援応援プロジェクト
みんな食堂開催
こんにちは!
食を通じた地域支援応援プロジェクト リーダーの土肥千夏です。
今回は、2021年12月27日(月)に開催した、「みんな食堂」についてです。
みんな食堂とは?
食を通じた地域支援応援プロジェクトは、私たちの通う昭和女子大学の近くの、下馬野沢地区・池尻地区・太子堂地区の、食に関する課題を見つけ、その課題解決を目指すプロジェクトです。
これまで3つの地区について、グループごとに活動を進めてきましたが、その活動の集大成として、地域の皆様を昭和女子大学にお招きし、私たちの考えた地域の課題とその課題に対する提案を報告する場として、「みんな食堂」を開催しました。
みんな食堂開催の目的
みんな食堂開催の目的は、私たちの考えた地域の課題とその課題に対する提案を、日々地域のために活動されている方々に報告し、意見をいただき、よりアイディアを深めることです。また、様々な団体の方にお越しいただき、地域で活動されている方々同士、地区の垣根を越えて、交流していただける場となってほしいと考えました。
みんな食堂の内容
みんな食堂は、「報告会」と「地域のお店紹介」の大きく2つのパートに分けておこないました。
〇各テーブルでの自己紹介
みんな食堂は、「地域で活動されている方々同士が地区の垣根を越えて、交流していただける場となってほしい」という思いがあったため、当日の座席はランダムに座っていただき、まず最初に各テーブルで、日々どんな活動をしているのかなど、簡単に自己紹介をしていただきました。
〇食を通じた地域支援応援プロジェクト・みんな食堂についての説明
みんな食堂のタイムスケジュールを簡単に説明した後、そもそも食を通じた地域支援応援プロジェクトとはどんなプロジェクトなのか、これまでどんな活動をしてきたのか、またみんな食堂の開催目的について、プロジェクトリーダーの土肥から、お話しました。
〇各地区の報告
下馬野沢地区・池尻地区・太子堂地区の3つの地区ごとに、これまでの活動と、そこから考えられた地区の課題、そしてその課題に対する提案を発表しました。そして、その提案について、お越しいただいた地域の皆様に、意見をいただきました。
下馬野沢地区の発表
池尻地区の発表
太子堂地区の発表
ここまでで、「報告会」は終了とし、次から「地域のお店紹介」のパートです。
みんな食堂では、「食堂」とついている通り、本来ならばお越しいただいた皆様とその場で一緒に食事をしたかったのですが、新型コロナウイルス流行のため、大人数で食事をすることは難しく、、。そのため今回は、下馬野沢地区・池尻地区・太子堂地区のお店からテイクアウトしたお弁当とお菓子を、お越しいただいた皆様にお配りし、おうちに帰ってから召し上がっていただくことにしました。
〇お弁当とお菓子のお渡し
今回のみんな食堂では、みんな食堂での1回限りの利用ではなく、参加された方々がその後も日常的に利用していただけることを目指し、「テイクアウト可能で、コンセプトに地域交流をあげているお店」をテーマに、お店を探し、注文を依頼しました。
依頼したお店は以下の通りです。
下馬野沢地区の「下2食堂」様 (お弁当)
池尻地区の「Bet」様 (お弁当)
太子堂地区の「食堂かど。」様 (お弁当)、「パティスリー シュシュクリエ」様 (焼き菓子)
「下2食堂」様の、鮭弁当・油淋鶏弁当
「Bet」様の、焼肉弁当・鯖の味噌煮弁当
「食堂かど。」様の、鰆の西京焼き弁当・ハンバーグ弁当
の、計6種類のお弁当から、ランダムで1つお弁当をお配りしました。また、「パティスリー シュシュクリエ」様の黒豆マドレーヌを全員にお配りしました。
また、みんな食堂のオリジナルエコバッグもお配りしました!
〇地域の飲食店の方からのお話
「下2食堂」様と「Bet」様のお店の方にお越しいただき、みんな食堂に参加された地域の皆様に向け、お店のアピールポイントやお配りしたお弁当のこだわりなどについて、お話いただきました。「食堂かど。」様と「パティスリー シュシュクリエ」様は、今回は残念ながらご都合が合わなかったため、みんな食堂実行委員の学生から、簡単にお店についてご紹介させていただきました。
〇世田谷テイクアウトマップについての説明
みんな食堂では、みんな食堂実行委員が作成した「世田谷テイクアウトマップ」をお配りしました。世田谷テイクアウトマップとはどんなマップなのか、みんな食堂実行委員の学生から説明しました。
〇黒谷先生からの挨拶・写真撮影
プロジェクト担当教員の黒谷先生から、ご挨拶をいただいた後、最後に皆様と写真撮影をし、みんな食堂は終了となりました。
みんな食堂は、プロジェクトメンバーに加え、約35名の地域の皆様にお越しいただきました。年末の大変お忙しい中、またとても寒い中でたくさんの方にお越しいただき、感謝しております。
この食を通じた地域支援応援プロジェクトは、1年目のプロジェクトで、リーダーの土肥含め、プロジェクトメンバーは何もわからない状態で、試行錯誤しながら活動を進めてきました。これまで活動を進めることができたのは、社会福祉協議会の皆様、地域の皆様など、たくさんの方々にご協力いただいたおかげです。本当にありがとうございました。
このプロジェクトは、まだまだ多くの改善点があるプロジェクトではありますが、みんな食堂当日にお配りしたアンケートでは、
・この地に50年ほど住んでいますがこのような大学からの企画は初めてです。もっともっと地域に足をはこんでがんばって下さい。
・とても素晴らしい企画ですが継続していける企画にして頂きたいと思う。情報交流の場として良かった。三茶の商店街を知ることが出来た。
・若い学生さん達が地域に貢献していただき、密着したアンケートなど足で歩いた発表に感動いたしました。どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
などの言葉をいただき、私たちの活動に期待してくださっていることがわかりました。
今回のみんな食堂でいただいた貴重なご意見を参考に、実現可能性も考えながら、地域の課題解決に向け、さらに活動を進めていきたいと思います。
今回開催したみんな食堂が、地域の皆様同士の結びつきや、このプロジェクト活動のさらなる発展に繋がっていったら嬉しいです。
土肥千夏
(写真撮影時のみマスクを外しています。)