グローバル活動
女子高生に世界を見てもらおう!-ファンドレイジングへの挑戦-
ボストン派遣生レポート
ボストン派遣生 大道さんからレポートが届きました。大道さんがボストンで何を見て何を感じたのか、一部ご紹介いたしします。
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◆スケジュール
24日 現地高校(Brook Line High School)1日入学
25日 ボストン美術館、イザベラ・スチュワート・カードナー美術館見学
26日 ダックボートツアー、ボストン市内散策
27日 ハーバード大学、MIT訪問
28日 フリーダムトレイルツアー、日本領事館訪問、ボストンティーパーティーツアー
29日 JFKミュージアム見学、ダウンタウン散策
1日目は現地の高校に訪問し1日過ごしました。日本語、体育、美術、料理の授業を受け、放課後には近隣のお店や図書館へ案内してもらいました。ドラマやミュージカルを見て、アメリカの高校にずっと憧れを持っていましたが、自分の想像していた世界と変わらず、生徒は気さくで積極的にコミュニケーションを取っている姿に心が躍りました。アメリカ人の友達もすぐにでき、お互いにつたない日本語と英語でコミュニケーションをとれたことはとても楽しかったです。留学したいと強く感じた経験でした。
ハーバード大学を訪れて印象深かったことは、地元の人からとても愛されているということです。観光客の方も多く、日本の大学ではあまり見ない光景だと思いました。
JFKミュージアムでは政治について考えさせられました。日本人がアメリカ人のように個々で政治に関心を示し、意思と意見を明確にしない要因は何なのだろうか。「若者が関心を持たない」「一人一人の自党が必要」と言うのはたやすいことだが、ほんの60年前までは男女平等の選挙に歓喜していた国民が、ここまで墜落したのはやはり政治にも問題があるというのは少なからず事実であると感じました。アメリカの大統領のように発言力のあるリーダーはきっと日本にもいるはずだが、そのような「他とは違う」リーダー格の人間を日本人が厭う傾向にあのではないかと思いました。
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この春から高校3年生で、受験生となる大道さんは、「大学では必ず留学に挑戦したい」と、この経験を経て強く思ったと話してくれました。現地でできた新しいネットワークが、いつの日かまたつながり、さらなるきっかけとなることを私たちは願っています。