STUDENT ACTIVITY

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S-LABO
プロジェクト活動

企業連携プロジェクト

朝小サマースクール実施プロジェクト

第3回座学

国際学科3年の高橋梨沙です。
朝小サマースクールインターンシップ、3回目の座学は、講義が中心だった今までとは少し趣向を変え、2チームに分かれてロールプレイングを行いました。

 

今回のロールプレイングのゴールは、クライアントに向けた「企画書」を作成すること。今回は、クライアントは通信会社KDDI、商材は子供向け携帯電話「マモリーノ3」という設定でした。

企画書の作成にあたっては、
1)与件の整理:今回の目標は何か
2)市場分析:世論や競合他社の動向はどうか
3)アイデア:商材のどのような点を中心に売り込んでいきたいか
4)提案プラン:(3)を達成するために、具体的に何をするか
5)予算、スケジュール:最大の効果を出すためには、いつ、どのくらいの金額をかけて企画を行うのがよいか
これらの点を吟味していく必要があります。

 

限られた時間の中での話し合いは緊張感がありました。
最終的にそれぞれのチームから出た企画案は、「マモリーノが防犯に役立つことを強調する」「紙面にタイアップ広告を掲載する」という点は共通していました。しかし、その内容を、保護者をターゲットとして統計や防犯会社の声を中心とするか、商品を使用する小学生自身をターゲットとして、何人かの小学生に商品を使ってもらった感想を中心とするか、という点が大きく異なりました。

 

発表を終えて、同じ商品でも、達成したい目的や目の付け所によって、多様なPR方法があることを実感しました。サマースクールに向けての渉外活動においても、クライアント様、世田谷、三軒茶屋の街、そして私たち昭和女子大学、それぞれの魅力を最大限に活かしていけるような企画を提案できるよう努力してまいります。