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女子高生に世界を見てもらおう!-ファンドレイジングへの挑戦-

まとめ

今回のボストンでは異文化に触れ、多くのことを学び、素敵な先生方と先輩方と出会うことができました。また、人に頼らず自分で行うことの大変さも知りました。たくさんの学びや発見がありましたが、ボストンと日本との違いについて一つ書きたいと思います。

教育面でのことです。ボストンは芸術のまちとして有名です。また、ハーバード大学があることでも有名です。博物館、美術館、図書館などが多くあり、学ぶ環境が充実していると感じました。そして、博物館などで働いている人たちの教育に対する思いも異なっているように感じました。様々な場所を見学しに行きましたが、ガイドをしてくれた方がほぼ必ず言っていたのがその博物館などの施設が教育にどう影響しているかということでした。施設自体の説明だけでなく教育面からのことを言うということは、教育に力を入れている証拠です。日本の博物館や美術館で教育面においてその施設がどう関わっているかをいうガイドの人に会ったことはありません。日本の博物館や美術館はほぼすべて公立であるということも関係しているでしょう。しかし、私は日本での博物館や美術館の主な意義が「教育」ではなくなってしまっているのではないかと考えました。日本の教育をより充実させていくヒントがボストンにあるのではないかと思いました。

私が見たボストンはほんの一部にすぎません。そのため、この考えにも間違っているところがあるかもしれません。今後はより日本を深く知ること、そしてボストンだけでなく世界のいろいろな地域を知ることで自分自身の考えを確立していきたいと思います。

最後に私がボストンに滞在するための資金を集めてくださった昭和女子大学の先輩方、ボストンに行くにあたりサポートしてくださった先生方、日本文化プログラムに参加していた先輩方と昭和ボストンでお世話になった先生方に心から感謝いたします。ありがとうございました。

エッセイコンテスト表彰式(学長と)