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バックステージツアー

こんにちは!                                                          「舞台芸術プロジェクト」で活動をしている現代教養学科3年の佐藤明日香です。

8月1日に、本学を代表する施設である人見記念講堂のバックステージツアーを行いました。

人見記念講堂は、バリアフリー化、機能向上、老朽化の更新などを行い、2022年3月にリニューアルオープンしました。クラシックコンサートやダンス、バレエ、古典芸能など幅広いジャンルに対応した講堂です。

音響に関しては、ルーバーと呼ばれる木質の細長い板(写真真ん中あたり)をつけるなどの工夫により、音を上手く吸収しより広がるように工夫したことで、残響音も減り、きれいに響くようになったそうです。

オーケストラピットの部分は、クラシックコンサートのときはオーケストラピット部分を舞台の高さまで上げて演奏空間を広げ、生オーケストラをつけるクラシックバレエやオペラなどでは、オーケストラピットを下げて空間をつくっているそうです。実際にオーケストラピットが上下するところを見せてくださいました。(写真はオーケストラピット部分が上がっている状態)

 

 

 

舞台上部には、一定の間隔をあけて照明機器や大道具などを吊り下げるためのバトンと呼ばれる設備があり、舞台袖にはそのバトンを上げ下げするスイッチがあります。

 

その他にも、9つある楽屋や大道具やセットなどの搬入口・搬入経路、ホールの一番上の高いところ、地下などを見せていただきました。

 

私が個人的に疑問に思っていたことが今回のバックステージツアーで解決したので少しご紹介したいと思います!

みなさんは楽屋でよく見かけるこちらの照明をご存じでしょうか?

どうして3色もあるのだろうと疑問に思っていたのですが、これは舞台上での照明の色を想定してメイクを調整できるようにするためだと教えていただきました!

もし楽屋を使う機会がある際は、みなさんもぜひ活用してみてください!

最後に、私は小さい頃からバレエの発表会などで文化ホールなどを使用する機会が多く、舞台に興味はありましたが、詳しい舞台裏まではわからなかったため、今回のバックヤードツアーで舞台の仕組みや裏側を見せていただきとても勉強になりました!                 学生が文化研究講座で、さまざまなすばらしい芸術に触れることができるのは人見記念講堂だからこそだと感じました。

ミュージカル『モダン・ミリー』では、人見記念講堂がどのように使われるのか、客席側からの目線だけではなく、裏側にも注目していきたいと思います!