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【現代ビジネス研究所・研究助成金採択プロジェクト】よかねARITAプロジェクト

巫女体験をしました!

みなさんこんにちは!

よかねARITAプロジェクトの食安全マネジメント学科2年金尾理奈(かなお・りな)です。

 

7月6日(土)の定例ミーティングでは、一般社団法人巫女文化伝承協会の方々をゲストスピーカーに迎えて、日本文化の一つである巫女(みこ)についてのお話を聞いたり、巫女装束を着たりして貴重な体験をすることができました。

 

みなさんは、「巫女」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか。私は、巫女さんといえば、お正月の神社でお守りを売っているイメージがあります。みなさんも同じようなイメージを持っているのではないかと思います。しかし、今回のお話を通して、このイメージは昭和になって作られたイメージであることが分かりました。ここでお話をもとに、巫女の歴史について簡単にまとめてみました。

 

古代日本

宗教的儀式や祭祀において重要な役割を果たしていました。弥生時代を生きた卑弥呼も巫女であるそうです。日本史で学んでいて知っていた人物でしたが、巫女であることを初めて知り驚きました!

 

中世

神社の中だけではなく、民家に赴き悩み事を聞いたり、御祈祷をしたりして人々の心を癒すなどを行う「歩き巫女」が現れます。

 

その後

文明開化や近代化に巫女はそぐわないとして活動が制限され、その結果巫女の数が減少します。

 

現在

新しい巫女像や女性コミュニティ、日本を守ることを目的としてさまざまな巫女の活動をしています。

 

上記のように、巫女の歴史は古く、神社と結びついて日本の宗教的・文化的な生活において重要な役割を果たしていたことが分かります。

 

次に、巫女としての活動や技術を学べる「巫女スクール」について紹介します。スクールの特徴は、伝統的な儀礼や作法の学習や神道の基礎知識の習得ができることにあるそうです。また役割として、伝統継承や地域社会との連携があるとのことです。お話の中で、巫女活動は地方創生を行っているとお聞きしました。巫女は、地域の祭りや行事の参加など神社の中だけにとどまらず活動をしていて、地域社会とのつながりを強く持って来ました。私たちのプロジェクトも地方創生をテーマに活動しているので、巫女の活動と地方創生の関係性から、改めて地域に住む方々とのコミュニケーションをとり、連携していくことの大切さに気付くことが出来ました。

 

最後に巫女体験をしてみた私の感想です。初めに学生の私たちは巫女装束に着替えました。巫女装束を着てみて、学生メンバー同士、普段と違う装いに少し恥ずかしさを感じつつも朱色の袴がかわいらしく、気分が盛り上がりました。また、巫女装束を着て巫女の立ち居振る舞いを学びました。姿勢の正し方や足の位置や手の位置、表情と目線また呼吸の仕方を学びました。先にお手本をしていただき、学生メンバーが実践したのですが、お手本が凛としていて巫女としての気品を感じました。

 

この記事を読んで巫女体験のすべてを書き切れませんでしたが、ここまで読んでみなさんの巫女のイメージが変わり、興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

巫女体験は貴重な体験になりました。この場をお借りして一般社団法人巫女文化伝承協会のみなさんに重ねてお礼を申し上げます。

 

↑立ち方について教えていただいている様子

↑巫女についての説明を受けている様子

↑記念写真を最後に撮りました!左から3番目が私です!