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ナルシスプロジェクト

ナルシスプロジェクト活動報告③

現代教養学科1年 金内玲実です。

私は、以前より、自分を含め他者にも自分を大切に思う気持ちを身につけられるようになって欲しいという思いを持っており、学科・学年混合のチームで協働する経験が得られる本プロジェクトに惹かれ、参加を決めました。

活動していく中で、普段関わる機会の少ない他学科の先輩方とストリートハラスメントに対して私たちに何ができるか、何を伝えたいのかを考えることができました。プレゼンテーションで私が担当させていただいたのは、問題を「未然に防ぐために」自衛策として何ができるか提案する部分のスライド作成・「友人が被害に遭ったとき」どのように話を聞き、声掛けするのか、関わり方を提案する部分の発表です。

 

7月19日 附属校中高部 安全教室での発表

 

この発表資料の作成・実際のプレゼンテーションをすることによって特に二つの学びがありました。

まず、「なにができるか」・「How」を伝えることの大切さです。夏休み直前の授業とあって、被害が多く報告されている痴漢被害に関する提案を行いました。

生徒さんに実行不可能なような行動は提案しないよう、しかしながら一方で、行動を起こせる選択肢が皆にあることを明確に伝えられるよう、プレゼンテーションを聞く側の生徒さんの思いを想像しながら資料を作成するという経験が得られました。

次に、ストリートハラスメント問題啓発において重要なのは、「被害に遭っても被害者は絶対に悪くない」ということです。服装や時間などで被害者が責められる二次被害の事例や、被害者が相談しにくいという現状を考慮しながら発表内容を考える中で、被害者は悪くないという点を改めて実感することができました。

本プロジェクトに参加して学ぶことができたストリートハラスメントに関する問題意識を忘れることなく、行動を起こすアクティブバイスタンダーの姿勢を持ち続けたいと考えています。