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鶴岡再発見! -先端と伝統文化の魅力発信-

オンライン研修-斎館料理長

こんにちは!

鶴岡再発見プロジェクトです。

 

7月27日に出羽三山神社にある斎館の料理長、伊藤新吉様に精進料理についてお話しを伺いました。

精進料理とは、もともと山伏が生きるために食べていた料理でしたが、現在は山を訪れた人をもてなす料理へと進化しました。

精進料理では匂いのきつい食材や精のつく食材は使用しません。それは、食事からパワーを得るのではなく、パワーはお山からいただくものという考え方があるからだと教えていただきました。

 

また、精進料理の「精進」という言葉には手間暇を惜しまない、結果を期待しないという2つの意味が含まれています。

山菜を料理するにあたり、下処理に数週間の時間がかかる食材もあるそうです。時間をかけたのだから美味しい食事になって当たり前だという気持ちを持ってはいけない。

手間暇を惜しまず、結果も期待せずに頑張りなさいという意味が「精進」であり、まさにそれを表すのが精進料理だと痛感しました。

 

斎館では季節に合わせて料理を提供し、出羽三山を訪れた方をもてなしています。

コロン禍が落ち着いたら、皆さんも是非、出羽三山の精進料理を味わいに行ってみてくださいね!