地域貢献活動
東伊豆町魅力発信プロジェクト
オンライン講演
こんにちは!
私達のプロジェクトでは、8月5日にオンラインで講演を行いました。
今回の講師は、國學院大學文学部准教授の服部比呂美先生です。
「子供の成長と祈願の諸相―東伊豆町の民族を中心にー」というテーマでお話をして頂きました。
今も東伊豆町に残る、子どもの神様「サイノカミ」について紹介することから講演が始まりました。サイノカミは、昔から東伊豆町に根付いているそうです。また、道祖神ともいわれ、ドンドン焼きや子どもたちの祈願に大切な役割を果たしたということを学びました。
赤色の疱瘡絵や赤色を強調した玩具の写真についても解説をしてくださり、赤には魔除けに効力があると信じられてきたことを知りました。私達の製作する、雛のつるし飾りにも赤という色が使われているので、興味深く伺いました。
東伊豆町稲取の雛のつるし飾りは初節句から7歳、成人、嫁入りといった節目を祝うものとして使われてきたことから、女性と子供の成長を祈願するものとして今後も大切に継承していかなければならないと感じました。下の写真は東伊豆町の雛のつるし飾りです。巾着やお花、長寿を願う桃の飾りがあります。そして、今回勉強した特別な色である、赤が基調となっていることがわかりますね!
私たちの製作活動を通して、昔から受け継がれてきた東伊豆町稲取の雛のつるし飾りを多くの人に知って頂きたいと思っています!
現在、今年度の秋桜祭に向けてオンライン会議を重ねて準備を進めています。
今後の活動も、S-LABOに掲載していくのでぜひご覧ください!