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久慈市インバウンド戦略プロジェクト

2020久慈市インバウンド戦略プロジェクト 第6回オンライン研修

ご覧いただきありがとうございます。英語コミュニケーション学科2年山下さくらです。

7月30日に第6回オンライン研修を行いました。三陸鉄道についてのお話を久慈駅の駅長畑田さんからお話をいただくことができました。

朝ドラ「あまちゃん」にも登場する三陸鉄道の歴史を知ることができ、地元の方々に愛されている鉄道だということがわかりました。私たちの記憶にも深く残っている東日本大震災では、大きな被害を受けました。しかし、震災から5日後には、一部の路線で運行を再開し、地元の方々はもちろん、全国からの復旧を望む声へとつながり、多くの人を勇気付けるきっかけになったそうです。当時、三陸鉄道の震災による被害額は100億円以上で、全面復旧の道は難しいとされていました。しかし、地元住民の想いや、県外、海外からの支援によって三陸鉄道はどんどん全線開通に向けて動き出しました。特に驚いたことはクウェートから車両の贈り物があったことを初めて知りました。その車体にはアラビア語、英語、日本語で感謝の言葉が表記されており、クウェートの国章が前後についているそうです。実際に訪れた際に、感謝の気持ちも込めて見てみたいなあと思いました。

また、三陸鉄道の観光への対応についても教えていただきました。「あまちゃん」でも登場したお座敷列車やウニ弁当はとても人気で、海外からのあまちゃんファンも多く訪れるそうです。多くのイベントも催しており、こたつ列車、ランチ&スイーツ列車は好評で、震災学習列車では多くの学生や企業の参加者が多く、感じたことを伝える、これからの防災につなげるという意味で学べる場が提供されています。三陸鉄道の観光面での大きな魅力は地元の人々のあたたかさにあることがわかりました。大漁旗をふって歓迎してくれる方や地元の方々との直接のふれあいによって、また‘人’に会いたくなる、地元の方々のあたたかさを感じることができます。私も、訪れた際にはたくさんの地元の方と交流したいと思いました。

この三陸鉄道の魅力をより多くの方々に知ってもらい、実際に足を運んでいただけるように活動を頑張っていきます!よろしくお願いします!